高松宮記念で念願のGI制覇を達成したモズスーパーフレア、得意の直線コースで行われたアイビスSDを快勝したジョーカナチャン、前走CBC賞では3着と復調の兆しを見せたレッドアンシェルなど第55回北九州記念(2020年08月23日)に出走を予定している7頭の馬体診断をグリーンチャンネルのパドック解説も担当しているデイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一トラックマンに行っていただきました。もちろん馬体写真付きでお届けします。
モズスーパーフレア 栗東・音無秀孝厩舎 牝5 昨年同様、高松宮記念からのローテだが、今回はGI馬として受けて立つ立場。変な競馬はできないというプライドが仕上がり度を上げている。厳寒期に比べると体脂肪の少ないスカッとしたシルエット。ひとつ年を重ねたが、まだまだ馬は活力に満ちあふれている。1週前追いが快調でこの段階でも使えるぐらいのフォルム。今の小倉の高速馬場にもマッチする。
ジョーカナチャン 栗東・松下武士厩舎 牝5 前走時は左側だけ接着装蹄のエクイロックスだったが、今回は両前。攻めの負荷からは影響はなさそうだが、手前を変えて外にモタれたりと口向きの課題はいまだに残る。5勝中3勝が直千。小回り芝千二の対応がポイントとなる。好結果の出た前走時に比べ...もっと見る