2019/10/27(日)に東京競馬場で行われる天皇賞・秋(G1)を攻略する3つのポイントは?過去のレース傾向・データから競馬予想に役立つポイントをご紹介します。
天皇賞・秋の競馬予想に役立つ3つのポイント
1.先行して押し切るのは困難
昨年ジャパンCを逃げて2着したキセキは、その前走天皇賞・秋でも逃げていたが3着止まりだった。逃げる競馬を身上に香港Cなどを勝っていたエイシンヒカリも、この天皇賞・秋は15年と16年に出走して9着と12着。更に、先行したジェンティルドンナがジャスタウェイ(13年)、スピルバーグ(14年)と、当時は格下だった差し馬に2年続けて差し切りを許したのもこのレース。
2.距離短縮馬に注目
過去10年中8年で距離短縮馬が連対している。中緩みのあるスローペースになった16年のような例外はあるが、基本的に天皇賞・秋は直線で上がりが掛かり持続力が要求されるレースになりがちで、2000mより長い距離のレースを経てきた馬のスタミナが活きやすくなる。今年はアエロリットの出走により要求される持続力のウェイトが高くなると見て、距離延長馬よりは距離短縮馬を上に取りたい。
3.スピードも高いレベルで要求される
過去5年で馬券になった延べ15頭中11頭には、以前に2000mより短い距離の重賞で勝利経験があった。上に書いたように持続力は高いレベルで要求されるが、近年は馬場の高速化もあり2000mより短い距離でも好走できるほどのスピードも同時に要求される。