2018年8月18日、新潟競馬場で行われた新馬戦は、中団から徐々にポジションを上げた戸崎圭太騎手騎乗の1番人気ロジャーバローズが、直線で前を交わして抜け出し、2着の9番人気ポイントオブオナーに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分2秒5(良)。 ...もっと見る

「返し馬から躍動感がありました。レースも良い内容で、距離も問題ありません。長く良い脚を使うタイプだと思います」

2018年10月14日、京都競馬場で行われた紫菊賞は、スタート一息も好位までポジションを上げていったC.ルメール騎手騎乗の1番人気アドマイヤジャスタが、直線で前を交わして抜け出し、2着の3番人気ロジャーバローズに1.1/4馬身差をつけ優勝した。 ...もっと見る

「一回使ってテンションが高くなっていましたが、レースは上手でした。センスの良さを生かしましたが、勝ち馬よりも前にいたかったです。最後は交わされてしまいました。成長する余地はあると思います」

2019年1月5日、京都競馬場で行われた福寿草特別は、6頭立ての3番手でレースを進めた松山弘平騎手騎乗の1番人気ロジャーバローズが、直線で前を交わして抜け出し、2着の3番人気ハギノアップロードに2馬身差をつけ優勝した。...もっと見る

「頭数が少なかったので、競馬がしやすかったです。思った通りのポジションで流れに乗れました。長く脚を使えるタイプと聞いていたので、早めに動いていこうと思っていました。追ってからもしっかりと伸びて、力強い競馬をしてくれました」

「パドックからゲートに入るまで、ずっと競馬に向かえる精神状態では無かったです」

2019年5月4日、京都競馬場で行われた京都新聞杯は、中団でレースを進めた酒井学騎手騎乗の11番人気レッドジェニアルが、直線で外から脚を伸ばして、逃げ粘る2番人気ロジャーバローズを捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。...もっと見る

「前回は焦れ込んでいたと聞いていましたが、今日は我慢をしていた方だと思います。競馬はリズム良く行こうと思っていました。スタートから無理せずハナに行けました。マイペースで、スパッと切れるタイプではありません。押し切れたかと思いましたが、勝ち馬の決め手にやられました」

2019年5月26日、東京競馬場で行われた日本ダービーは、逃げ馬から離れた2番手でレースを進めた浜中俊騎手騎乗の12番人気ロジャーバローズが、直線に入って抜け出し、外から差を詰める3番人気ダノンキングリーをクビ差振り切り優勝した。 ...もっと見る

「びっくりしています。少し残っているのではと思いましたが、必死でしたし、分からない感じでした。(勝っていることが分かった時は)本当に無というか、頭が真っ白で、びっくりしすぎて、分からない感じでした。

　ロジャーバローズとしては、ある程度ペースが速くなった方が良いと思っていたので、展開としては自分が思っていた中で一番良い展開でした。あとは後ろを待たずに、差されても仕方ないという気持ちで直線は追いだしていきました。坂を上るところで逃げ馬(リオンリオン)を交わして、そこからもう一段馬が辛抱して、一生懸命走ってくれました。長く持久力を生かす形が得意だと思いますが、そういうタフなところは、ひとつの武器だと思います。

　ダービー馬になりましたので、このあとも当然期待できる馬だと思います。多くの方に声をいただきましたが、それでも実感が湧かない、ふわふわしているのが正直なところです。勝ったということは頭では分かりましたから、これから余韻に浸りたいと思います」

第86回日本ダービーを制したロジャーバローズは激戦から一夜明けた27日朝、自厩舎で元気な様子を見せた。 ...もっと見る

右前浅屈腱炎を発症。引退し、種牡馬入りすることが決まった。

管理する角居師は「今朝、エコー検査をしたところ、屈腱炎が判明しました。オーナーと相談した結果、ここで引退して、種牡馬になることを決めました。戻ってきても以前のような成績を残せるか分からず、（父のディープインパクトが亡くなったことで）血統的にも貴重ですから。本当にあのタイミングで（ダービーを）勝てて良かった」とコメントした。 ...もっと見る

「一体、ロジャーバローズとは何者だったのだろう？」。そんな単純な思いから、担当の米林昌彦助手を訪ねに角居勝彦厩舎へと出向いた。まず聞きたかったのが“第一印象”だ。 ...もっと見る

右前浅屈腱炎のため引退した2019年のダービー馬ロジャーバローズが2019年8月22日、繋養先である北海道新ひだか町のアロースタッドに到着した。 ...もっと見る