「クイーンＳ・Ｇ３」（８月３日、札幌） 　充実一途のアルジーヌが１年前の借りを返す。初重賞挑戦だった昨年は、勝ち馬から頭＋首差の３着と惜敗。１４年にレコード勝ちした母キャトルフィーユとの母子制覇はお預けとなったが、その機運が高まってき...

　第73回クイーンステークス・G3は8月3日、札幌競馬場の芝1800メートルで行われる。 　アルジーヌ(牝5歳、栗東・中内田充正厩舎、父ロードカナロア)は昨年の3着馬。その後、カシオペアS・リステッド、ターコイズS・G3を連勝。今年に入ってからも阪神...

　7月17日のゲート試験に合格したサウンドラッシュ(栗東・安達昭夫厩舎)。春先に栗東へ入厩していたが、一旦放牧に出て、仕切り直しで7月5日にアカデミー牧場から再入厩していた。 　母サウンドラブリーはもちろん、祖母サウンドバリアーも安達昭夫厩舎で...

　今週から戦いの舞台は新潟、中京、札幌に移行。新潟と中京は暑熱対策の変則編成のため、8月17日まで7Rでメインが行われる。夏の新潟開幕週の日曜メインはサマーマイルシリーズ第2戦となる「第60回関屋記念」。秋の飛躍を見据える古馬と3歳馬が越後路で熱...

　26日にスタートする夏の新潟開催。暑熱対策の変則編成により1Rは9時45分、メインの7Rは15時45分、最終12Rは18時25分発走となる。 　開幕週の日曜27日は、サマーマイルシリーズ第2戦「第60回関屋記念」がメインで行われる。秋の飛躍を見据える古馬と3歳...

　3歳以上2勝クラスの函館9R・北海ハンデキャップ(芝1800メートル)先手を奪った1番人気ミッキージュエリー(牝3＝中内田、父エピファネイア)が直線で後続を離し、3馬身半差の逃げ切りVで3連勝。勝ち時計1分45秒6はコースレコード(従来の記録は1分45秒7＝ク...

　前走阪神牝馬S9着のドナベティ(牝4＝矢作)は函館Wコースで4F55秒3?1F12秒1(強め)。ラストは軽く仕掛けて、上々の伸びを見せた。 　矢作師は「これまで乗ってきた騎手が口をそろえて“距離を延ばした方がいい”と進言してくれていて、コーナー4回の競馬に...

◆巴賞・オープン(7月13日、函館競馬場・芝1800メートル)＝7月8日、函館競馬場 　昨年8月以来の4勝目を目指すドナベティ(牝6歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)は角馬場で入念にキャンター調整。気持ちが入りやすい馬だが、一歩一歩、確かな...

　昨年まで関西地区で行われていたマーメイドSを前身とするが、東京競馬場の芝1800mに舞台を移し、レース名も府中牝馬Sと改称された。ここではシーズン末期の1戦というよりもサマー2000シリーズへのステップレースとして位置づけてみたい。東京競馬場芝180...

　本日は東西2重賞から東京11Rの府中牝馬Sをピックアップ。◎には(11)タガノエルピーダ(指数78)が指名された。前走の阪神牝馬Sは直線でスムーズさを欠いて7着も、勝ち馬との差はわずかに0秒4。2歳時にはG1の朝日杯FSで3着という実績もあり、ここは重賞初Vの...

　今週の日曜日は、東京競馬場で府中牝馬ステークス(GIII)が行われます。 　以前の府中牝馬Sはエリザベス女王杯(GI)の前哨戦として、秋の東京を舞台に行われていました。しかし、今年からは前年まで開催されていたマーメイドS(GIII)の競走条件を引き継ぐ...

◆第73回府中牝馬S・G3(6月22日、東京競馬場・芝1800メートル)＝6月20日、栗東トレセン 　格上挑戦のラヴァンダ(牝4歳、栗東・中村直也厩舎、父シルバーステート)はポリトラックコースを周回。軽快な身のこなしで駆け、好気配を保っている。中村調教師...

　「府中牝馬Ｓ・Ｇ３」（２２日、東京） 　今の勢いなら格上挑戦でも十分勝負になる。重賞初制覇へ意欲を燃やすラヴァンダは１８日、栗東坂路で最終リハ。ヤマニンチェルキ（３歳オープン）を前に置く形で進み、力強いフットワークで駆け上がって最後は...

　格上挑戦のラヴァンダだが、稽古の動きは超抜だ。朝一番の坂路で4F51秒6?1F11秒9。ヤマニンチェルキ(3歳オープン)に胸を貸す形で秋華賞4着の貫禄を見せて先着した。2走前にも格上挑戦で阪神牝馬S3着。 　中村師は「順調。攻め馬でこれだけ動けて期待が...

　毎回、相手なりに堅実な走りを見せているカナテープが鋭い決め手を発揮する。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 ■6/22(日)　府中牝馬ステークス(3歳上・牝・GIII・東京芝1800m) 　3勝クラス卒業に時間を要したカナテープ(牝6、美浦・堀宣行厩...

　宝塚記念が終わればトレセンの雰囲気は一気に夏らしくなる。今週は東西2重賞。東京では秋の開催から移された「第73回府中牝馬S」だ。夏の阪神に定着していたマーメイドSを引き継ぐ形でハンデ戦に変更。混戦ムードが漂う。阪神の「第1回しらさぎS」はリス...

　「府中牝馬Ｓ・Ｇ３」（２２日、東京） 　春シーズンからの逆襲に燃えるラヴェル。１週前追い切りは栗東ＣＷで６Ｆ７８秒２-１２秒７。この日の一番時計をマークして反撃態勢は整っている。今季９、１１、１２着とひと息の結果に終わっているが、昨秋の...

　春の東京開催最終日となる22日のメインレースは「第73回府中牝馬S」(芝1800メートル)。今年から開催時期を6月に移行し、夏の阪神に定着していたマーメイドSを引き継ぐ形でハンデ戦のG3に変更された。 　中心はラヴァンダが担う。2走前の阪神牝馬Sは勝ち...

　開業5年目の辻野泰之調教師が、オークス(3歳牝・GI・芝2400m)のレーゼドラマ(牝3)でGI初制覇を狙う。 　辻野調教師は81年生まれの43歳。名門・角居勝彦厩舎の調教助手としてキャリアを重ね、19年に調教師試験に合格。21年に開業した。ここまでJRA通算92...

　馬トク外厩推奨馬…クイーンズウォーク 　過去5年で馬券に絡んだ15頭のうち、14頭が放牧明け。放牧効果が結果に直結する一戦で、間隔が詰まる阪神牝馬S組は【1・1・2・26】と苦戦傾向にある。 　クイーンズウォークは金鯱賞以来の実戦で、ノー...

　東京11Rのヴィクトリアマイルは、田辺騎乗の(9)アドマイヤマツリが指数1位(81)で◎に指名された。デビュー戦は7着だったものの、その後は8戦連続で連対を確保しており、前走の福島牝馬Sで待望の重賞初制覇。今の勢いなら、一気にG1ウイナーの仲間入りが可...

　こんにちは、エクアです。ヴィクトリアマイルの過去10年を調べると、面白いことが分かります。前走1着の勝ち馬がおらず、6着以下からの巻き返しが多いのです。 　前走1着【0・3・1・33】 　前走6?9着【4・1・1・34】 　着順が逆でもおかしくない数字...

　アルジーヌは僚馬クイーンズウォークと共に関西馬の大トリとして東京競馬場入り。鈴木助手は「いつもと変わらずいい具合です」と満足顔。前哨戦の阪神牝馬Sはタイム差なしの2着。鞍上にレーン確保、内枠ゲットと日に日に勝負気配が増す。 　同助手は「1...

　「ヴィクトリアマイル・Ｇ１」（１８日、東京） 　阪神牝馬Ｓ２着から臨むアルジーヌは、初のＧ１へ向けて最後の準備を整えた。福永助手は「前走は惜しい２着。マイルの距離にも十分対応できるようになり、馬自身が力をつけているように感じました」と...

　サフィラは角馬場で体をほぐした。血統的に晩成型で、ここに来て軌道に乗った感がある。「2歳の頃は貧弱でしたが今はしっかりしてきました」と池添師。 　前走阪神牝馬S勝ちが上昇カーブを描いている証だ。枠は「真ん中が理想」だが内の4番なら絶好。自...

　今週の武豊騎手は土曜が新潟で5鞍、日曜が東京で4鞍の計9鞍に騎乗する。 　日曜東京11Rのヴィクトリアマイル(4歳上牝・GI・芝1600m)ではボンドガール(牝4、美浦・手塚貴久厩舎)とコンビを組む。昨年の秋華賞など重賞で2着5回の実力馬。前走の阪神牝馬S...

◆第20回ヴィクトリアマイル・G1(5月18日、東京競馬場・芝1600メートル)＝5月16日、栗東トレセン 　阪神牝馬Sを制したサフィラ(牝4歳、栗東・池添学厩舎、父ハーツクライ)は2枠4番に決定。「極端な外とかではなく良かった」と池添調教師も安堵(あんど)...

　武豊騎手がボンドガール(牝4、美浦・手塚貴久厩舎)でヴィクトリアマイル(4歳上牝・GI・芝1600m)の16年ぶり2勝目を狙う。 　武豊騎手はこれまでヴィクトリアマイルに16回騎乗。09年にウオッカで制覇。06年のエアメサイア、08年のウオッカ、18年のリスグ...

　「ヴィクトリアマイル・Ｇ１」（１８日、東京） 　サフィラが１４日、万全の仕上がりをアピールした。最終追い切りは輸送も考慮して、栗東坂路で軽めに乗られた。４Ｆ５５秒１-４０秒２-１２秒６と予定通りのタイムで登坂。１週前に松山が騎乗して栗東...

　ボンドガールは嶋田(レースは武豊)を背に坂路単走。馬なりながら力強い脚さばきで4F53秒7?1F12秒7をマーク。手塚久師は「前半はかむところがあったが許容範囲。予定通りの時計と動きで仕上がりはいい」と目を細めた。 　前走の阪神牝馬Sは末脚不発で5着...