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【大阪杯2021予想】雨予報は気になるがこの馬の非凡なスピードに期待!

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 2021年04月04日(日)に阪神競馬場で行われる大阪杯(G1)を攻略する3つのポイントは? 17年からGIに昇格した一戦。GIIだった頃もGIと遜色ない好メンバーが揃うことが多かったレースではあるが、過去10年で1〜3番人気馬がワンツーしたのは13年の1回のみと、人気通りに決着することは少ない。古馬中距離GIとしては数少ない内回りコースを使用したレースであることが、その要因の一つとも言える大阪杯の過去レース傾向・データから競馬予想に役立つポイントをご紹介します。

大阪杯の競馬予想に役立つ3つのポイント

昨年アーモンドアイを唯一破ったグランアレグリアが中距離界も制圧するか?

春の中距離王決定戦、あの馬の戴冠を期待したい

 17年からGIに昇格した一戦。GIIだった頃もGIと遜色ない好メンバーが揃うことが多かったレースではあるが、過去10年で1〜3番人気馬がワンツーしたのは13年の1回のみと、人気通りに決着することは少ない。古馬中距離GIとしては数少ない内回りコースを使用したレースであることが、その要因の一つと言える。

1.前走5着以内
 GII時代も含む過去10年で、前走5着以内だった馬が[9-9-9-58]で複勝率31.8%なのに対し、前走6着以下だった馬は[1-1-1-42]で複勝率6.7%。前走掲示板を外した馬の巻き返しはあまりない。

2.スピードレースの傾向が強まる
 GI昇格初年度の17年の決着時計は1分58秒9で、18年が1分58秒2。19年は雨の影響が残る馬場で2分台となったが、昨年は1分58秒4だった。それ以前の6年間で勝ち時計が1分59秒を切ったのは一度だけ。GIに昇格してメンバーレベルが上がった影響で、それ以前よりスピードが求められる傾向が強くなっている。

3.マイル実績に注目
 昨年1・2着のラッキーライラック・クロノジェネシス、18年2着のペルシアンナイト、17年2・3着のステファノス・ヤマカツエースは過去にマイル重賞を制した実績があった。スピードが求められるようになり、より短い距離に実績のある馬がよく好走するようになっている。

 グランアレグリアの戴冠を期待。昨年は安田記念でアーモンドアイに2馬身半差をつけて完勝するなど、非凡なスピードを見せ続けマイル以下のGIを3勝。週末の雨予報は気になるものの、そのスピードはここでも活きるだろう。気性面も成長している今なら2000mはこなせる範囲と見る。

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