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【中山記念2021予想】重要なのは時計が速い馬場への対応力&経験!

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 2021年02月28日(日)に中山競馬場で行われる中山記念(G2)。開幕週とはいえ27日中山11レースでは3勝クラスの芝マイル戦で1分31秒8という好タイムが出る高速馬場。近走の成績はもちろん重要だが、27日の傾向、高速馬場への適性、経験をベースに予想をした。

中山記念の競馬予想に役立つ3つのポイント

時計の速い馬場のほうが向いている印象のフランツ

鞍上も絶好調なのは好材料

 春の中山開催開幕週に行われる名物重賞中山記念。27日の中山芝レースは、予想をしてはいたがかなりの高速馬場になった。タイムや連対馬の傾向などを見て当初の予想を組み立て直した。

・高速ながらもスタミナもある血統
 上記で言っている通り27日のメインレース・幕張Sは1分31秒8とかなりの好タイム。勝利したウインカーネリアンは父がスクリーンヒーロー。水仙賞で優勝したレッドヴェロシティは父モーリス。両馬とも父はロベルト系とスピードだけの血統ではなく、スタミナ・パワーも持ち合わせている。明日の芝レースすべてに言えるがロベルト系を父、母父に持っている馬には注意したい。

・今週も無視できない距離短縮
 2011年以降距離短縮組は[8-7-2-59]勝率10.5%、連対率19.7%、複勝率22.4。その中でも前走で5着内に入っている馬は[7-3-2-25]勝率18.9%、連対率27.0%、複勝率32.4%と好成績。なお、短縮組の6着以降から巻き返した馬はすべて前走がGIレースであることにも注目。

 注目したのはフランツ。なかなか数を使えないでいるが前走は余裕のある体つきで中団から脚を伸ばし3着。過去にはタイム指数の馬場指数が-21という超高速馬場になった2019年5月26日のむらさき賞を快勝。5着に敗れてはいるが2019年の新潟記念では1分58秒0、とタイムの速いレースにも対応はしてきている。鞍上のM.デムーロ騎手は27日中山競馬で5鞍騎乗し、[2-2-0-1]と好調で、今週の馬場を見切っていると判断したい。

 高速馬場のむらさき賞が開催日に別のレースに出走していたのがクラージュゲリエ。その日のメインレースである日本ダービーでは6着ながら3着のヴェロックスとは0.2秒差、その前の皐月賞でも速いタイムの馬場で5着に好走。同じ高速馬場の府中で対応力を見せていたフランツとクラージュゲリエ、前走13着に負けてはいるが有馬記念が前走であるバビット。この3頭は奇しくも母父がロベルト系である。フランツからこの2頭への馬券を本線にしたい。

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