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【ダイヤモンドS2021予想】今年も荒れる!? 浮上した大穴候補とは…

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 2021年02月19日(土)に東京競馬場で行われるダイヤモンドステークス(G3)。過去10年で、1番人気は6勝、5番人気以内の馬が[8-8-5-29]と一見堅めに見えるが昨年は最低人気、単勝325.5倍のミライヘノツバサが激走し3連単は355万馬券の大波乱、2012年は15番人気のケイアイドウソジンが逃げ切り単勝は190倍。今年も大波乱の可能性は大いにアリ! 波乱の主役候補はこの先行馬だ!

ダイヤモンドステークスの競馬予想に役立つ3つのポイント

7歳にして今が充実期、先行馬ではジャコマルに注目!(撮影:下野雄規)

注目は4角の位置取り!

 冬から春にかけての長距離重賞戦線は、ステイヤーズS、ダイヤモンドS、阪神大賞典、天皇賞(春)という流れ。ダイヤモンドSはその中で唯一のGIII戦で、なおかつハンデ戦ということで特殊な位置にある。

1.間隔が空いている馬は割引
 過去10年、中9週以上での出走となった馬は[1-4-1-38]で複勝率13.6%。複勝回収率は33%しかない。仕上げの難しい冬期で、かつ長距離戦であるから、間隔が空いている馬には相応の割引が必要になる。

2.大型馬は苦戦気味
 過去10年で440〜499kgの馬が9勝。全体では[9-8-5-66]で複勝率は25.0%だ。対して、500kg以上の馬は[1-1-5-47]で複勝率13.0%。3着にはしばしば食い込んできているが、勝ち切れない場合が多い。

3.4コーナー先頭くらいがむしろ良い
 過去10年で4コーナーを先頭、ないし2番手の馬は[3-3-4-15]で連対率は24.0%、複勝率は40.0%だ。該当馬が馬券になっていないのは過去10年の内、2013年と2018年の2回のみ。東京コースということもあり、差し馬に目が行きがちだがダイヤモンドステークスについては先行馬が予想の肝となる。

 注目したのはジャコマル。前走のAJCCはキャリア2度目の重賞レースだったが、4コーナーでは積極的に先頭に立ち見せ場のあるレースだった。前々走のグレイトフルSでは初めての2500mも問題なく逃げ切っているし、冬場に調子を上げてくるタイプでもある。前走のようなレースが出来れば見せ場以上は作れる可能性が高い。

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