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【クイーンC2021予想】“かなり危険”なあの馬が波乱の主役に!

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 2021年02月13日(土)に東京競馬場で行われるのはクイーンカップ(G3)。一昨年はクロノジェネシスが優勝したのは記憶に新しいがそれ以前もアエロリット、ミッキークイーン、ヴィルシーナ、ホエールキャプチャなど後のGI馬が好走していることでも知られる。しかし、3着までが1〜3番人気で決まったのは過去10年で2015年一度きり。昨年は3着に12番人気のセイウンヴィーナスが入り高配当となった。今年の波乱の主役となるのは“かなり危険”なあの馬!

クイーンCの競馬予想に役立つ3つのポイント

東京コースでの勝利もあるカナリキケン(撮影:下野雄規)

東京コースの勝ち鞍もあり、前に行ける危険な馬

 今週の東京競馬場付近は雨は降らず好天が続いた。先週同様にDコースを使用するので、芝の馬場状態も先週の傾向を踏まえて予想をした。

1.この時期は先行馬に注目
 先週の東京芝、1600〜2000mで行われたレースは合計6レース。6レース中5レースは4コーナーで1〜2番手の馬が馬券になっている。東京コースというと差し・追い込みのイメージが強いが、今の時期のこの距離は先行馬が有利な流れが多くなる。クイーンC自体も過去の傾向からみても先行馬が1頭以上は馬券内に残っている。

2.トニービンを持っている馬
 東京新聞杯の2着馬カテドラル、3着馬シャドウディーヴァ、6日(土)東京7Rで13番人気ながら3着に入ったカンパーニャ。これらの馬はすべてトニービンを持っている。もちろん前述以外にもハーツクライ産駒やドゥラメンテ産駒、合計6頭が馬券になっている。さらに馬券になった馬の内、1番人気は1頭だけ。人気はなくとも好走している点には注目したい。

3.タイム指数のコース値に注目
 この時期のレースは素質と同じくらい経験が大事。出走馬中、6頭は東京コースが初。東京コースで高い値を出している馬に注目したい。

注目したのはデムーロ騎手鞍上のカナリキケン。2走前東京コースで未勝利勝ちしたレースは前半早めの流れの中、2番手追走し 直線入っても追い出しを我慢して残り400mを切ってからスパートして最後までしっかりと脚を伸ばして快勝。前走も少頭数ではあるが2番手追走、4角では外に振られつつも渋とく3着を確保。前に行くためのスッとした脚も見られたし、進境が見られた。

 初勝利を挙げたレースのタイム指数は92。東京コースでマークしたタイム指数のトップはアカイトリノムスメが出した94。有力馬に名を連ねるリフレイムやククナとはほば変わらない数字だ。その中でカナリキケンだけ著しく人気がない。これだけ人気がないのであれば“危険”であっても買う価値はあるのではないか。

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