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【根岸S2021予想】人気の盲点になっているこの時期得意の伏兵とは?

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 2021年01月31日(日)に東京競馬場で行われる根岸ステークス(G3)。JRA年明け最初のGIレース、フェブラリーSの前哨戦ということもあってか、近6年は1番人気が3勝、2着2回と好成績ではあるが、遡れば中穴・大穴勢の食い込みも十分考えられるレースでもある。冬の東京ダート1400mという条件はピッタリ合っているが、この時期の東京に出走することが少なく、人気の盲点になっている伏兵とは?!

根岸ステークスの競馬予想に役立つ3つのポイント

この時期を得意にしているスマートダンディー!

好走の要件を複数クリアしている穴馬はスマートダンディー

 JRA年明け最初のGIレース、フェブラリーSの前哨戦。今年で言うとステルヴィオのようにダート戦を試してみる芝の強豪馬や先を見据えてここをたたき台にする馬などもいることから中穴・大穴勢の食い込みも十分考えられるレースである。

1.前走中山ダート1200mは不振
今回一番人気が予想されるレッドルゼルは前走カペラS。前走が中山1200mだった馬の成績は[2- 2- 1-44]勝率4.1%、連対率8.2%、複勝率10.2%。単勝回収率16%、複勝回収率28%とかなり低い。昨年、一昨年のコパノキッキング以前は2014年のノーザンリバー、シルクフォーチュンまで遡らねばいけない。

2.好相性コースは3つ
中山ダート1200mと違い相性がよく好成績を残しているコースは東京ダート1600m[3- 0- 1- 6]、中京ダート1800m[2- 1- 2- 7]、阪神ダート1400m[2- 3- 1-15]の3つ。そしてそれらの距離のレースでは武蔵野S、チャンピオンズC、ギャラクシーSからの臨戦がなお良い。

3.今週の東京ダート1400mは先行よりも差し
昨年同時期に行われた銀嶺Sは4角7番手、2番手、10番手の順に入線、根岸Sは8番手、2番手、12番手とほぼ同じ位置からの決着になっている。29日の東京ダート1400mで行われた銀嶺Sは1着タガノビューティーが4角10番手、3着フィールザファラオに至ってはそれよりも後ろの15番手、4着、5着も10番手以降の差し馬だった。天気や馬場の状態などから昨年よりは差しが決まる傾向が見えるので差し脚質の馬を狙いたい。

1から3をクリアしつつ人気がないのがスマートダンディー。この距離が強いのは成績をみれば明らかだが、同様に成績をみてしまうと重賞では結果を残していない。だがこの馬が成績を上げてくるのはこの冬の時期。12月から3月までの成績は[7-3-0-0]と連対率100%。東京ダートの成績は[1-1-1-3]だが、着外はすべて今の時期以外でのレース。2018年の銀嶺Sでは見事に勝利していることからもこの時期の東京コースが不利になるとは思えない。前走ギャラクシーS組も馬券になっているのは3着まで。好走してもいい要件をこれだけ持っていてこの人気であればここから狙ってみても面白い。
※データは過去10年で集計。

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