2021年01月17日(日)に中京競馬場で行われる日経新春杯(G2)。ここ5年は1、2番人気が優勝しているが、今年は京都競馬場ではなく中京競馬場で行われる。先週の寿ステークスは14番人気、16日の最終レースは最低人気が勝利と今の中京開催は荒れる可能性を十分に秘めている。今年だからこそ狙ってみたい穴馬をピックアップした!
今年の日経新春杯の穴馬はレイホーロマンス!
今年の日経新春杯は京都競馬場改修工事のため中京芝2200mで行われる。先日初めてレースが行われた3000mを除くと開催されている芝コースの中で番組数が一番少ないのが中京芝2200m。今回はレースの傾向よりもコースの傾向を中心にデータを集めてみた。
1.距離延長よりも左回りの競馬場からの距離短縮が好成績。
2010年以降、前走から距離延長で中京2200mに望んだ馬は[66-68-76-924]、勝率5.8%、連対率11.8%、複勝率18.5%に対して短縮組は[35-44-38-347]、勝率7.5%、連対率17.0%、複勝率25.2%と高い数字を残している。そして、その短縮組でも前走が左回りの競馬場の場合、[9-14-13-74]勝率8.2%、連対率20.9%、複勝率32.7%とかなり数値が上がる。今回でいうと前走がアルゼンチン共和国杯組と万葉S組が当たる。
2.前走上がりタイム上位
前走の上がりタイムが1〜3位以内の馬は[71-58-66-385]、勝率12.2%、連対率22.2%、複勝率33.6%と前走の上がりタイムがメンバー中上位のほうがよい。今回の出走馬だと(内枠から馬名を挙げると)ミスマンマミーア、アドマイヤビルゴ、クラージュゲリエ、レイホーロマンス。
3.前走タイム指数上位
netkeiba.comでも人気のあるコンテンツのタイム指数。走破タイムを数値化し、違う条件下で走った馬を比較することができる優れ物。1と2の条件をクリアしているのはレイホーロマンス。
レイホーロマンスは冬の12〜2月成績が[3-2-1-7]、出走したレース13回の内、5着内は11回とこの季節に調子を上げてくる馬。昨年も万葉S・4着→愛知杯3着とほぼ同じローテーションで出走し結果を出せている。前走の上がりタイムはメンバー中2位タイというところからもまだ加齢から来る衰えも感じない。騎乗する騎手が先週大穴を挙げた高倉騎手、というのも好材料。ではあるが、先週のこともあり必要以上に売れてしまう感じがするのがちょっと気になるところだ…