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【チャンピオンズカップ2020予想】クリソベリルの国内連勝を止める存在に浮上!

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 2020年12月06日(日)に中京競馬場で行われるチャンピオンズカップ(G1)を攻略する3つのポイントは? 下半期のダート中距離の大一番はJBCクラシックからチャンピオンズC、東京大賞典という流れ。しかし、JBCクラシックの勝ち馬がチャンピオンズCを制した例は、中京で行われるようになったここ6年例がなく、クリソベリルにはマイナス材料…逆転候補が浮上するチャンピオンズカップの過去レース傾向・データから競馬予想に役立つポイントをご紹介します。

チャンピオンズカップの競馬予想に役立つ3つのポイント

ダート転向後は安定した成績のクリンチャー

ダートの頂上決戦、好走の条件とは

 下半期のダート中距離の大一番はJBCクラシックからチャンピオンズC、東京大賞典という流れ。しかし、JBCクラシックの勝ち馬がチャンピオンズCを制した例は、中京で行われるようになったここ6年例がなく、前身のジャパンカップダートの時代のヴァーミリアン(07年)まで遡る。

1.サンデーサイレンスの血
 過去6年、サンデーサイレンスの血を持たずに連対を果たしたのは、上位人気だったホッコータルマエ、テイエムジンソクのみ。一昨年はネオユニヴァース産駒のウェスタールンドが8番人気で2着、15年はスズカマンボ産駒のサンビスタが12番人気1着など父サンデーサイレンス系は人気薄での好走もある。

2.内をロスなく立ち回れるか
 昨年は好位のインを立ち回ったクリソベリルが勝利。一昨年はラチ沿いを追い込んだウェスタールンドが2着。また、15年は馬群の内目をさばいたサンビスタが優勝。なお、そのレースで外を回して3着だったサウンドトゥルーは、翌年内目をロスなく立ち回って見事雪辱を果たした。外々を回す大味な競馬では中々通用しない。

3.より長い距離での実績
 アップダウンが激しいコースで道中緩みの少ないタフな展開になることから、スタミナが高いレベルで要求される。過去6年で3着以内に入った延べ18頭中、テイエムジンソクとインティ以外の馬には以前に2000m以上のダートオープン戦で3着以内に入った経験があった。

 クリンチャーはダート転向後非常に安定した成績を残しており、馬券圏外に崩れたのは不良馬場で高速決着になった太秦S(OP)だけだ。久々の左回りが未知数ではあるが、スタミナが求められるタフな中京コースは合っていそう。相手強化は苦にしないタイプで、ダートでは初のGI挑戦のここも好勝負に持ち込めて良いだろう。

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