2020年11月22日(日)に阪神競馬場で行われるマイルチャンピオンシップ(G1)を攻略する3つのポイントは? 今年の舞台となる阪神芝マイルは、阪神JF、朝日杯FS、桜花賞と若駒のGIは開催されるが、古馬のGIが行われるのは初めてとなるマイルチャンピオンシップの傾向はもちろん、阪神芝1600mもプラスして分析した過去レース傾向・データから競馬予想に役立つポイントをご紹介します。
実績もある絶好の舞台で粘り込めるかレシステンシア
1番人気は過去10年未勝利と、中々すんなりとは決まらない難解な一戦。今年の舞台となる阪神芝マイルは、阪神JF、朝日杯FS、桜花賞と若駒のGIは開催されるが、古馬のGIが行われるのは初めてとなる。
1.ベテランは苦戦
過去10年、3~5歳馬は[9-9-9-105]で複勝率20.5%なのに対し、6歳馬は[1-1-1-26]の複勝率10.3%で7歳馬は複勝率0%。ベテランは苦戦傾向にあり、5歳以下の馬が中心になると見て良さそう。
2.逃げ・先行馬が優勢
2010年1月以降に行われた古馬混合オープンの阪神芝マイル戦の成績を、前走の4角位置取り別で見てみると、前走の4角が1番手だった馬は[9-3-3-35]で複勝率30.0%、複勝回収率は109%。また、前走の4角5番手以内でも[23-20-24-188]で複勝率26.3%、複勝回収率112%。直線の長い外回りコースだが、前に行ける馬の方が活躍する傾向。
3.好走傾向にある種牡馬は
2010年1月以降に行われた古馬混合オープンの阪神芝マイル戦の成績を、種牡馬の複勝率順(最少レース機会数10回)で見てみると、ディープインパクト、スペシャルウィーク、アドマイヤムーン、ステイゴールド、ダンスインザダーク、ダイワメジャー、フジキセキまでが複勝率25.0%以上となっている。
レシステンシアは半年ぶりの休み明けとなるが、中間は栗東坂路で4F50秒台をマークするなど上々の動きを見せていて力を出せる仕上がりにはありそう。今回は阪神JFを勝ち、桜花賞でデアリングタクトの2着した得意の阪神芝マイル。強力な古馬相手との初対決となるが、斤量54kgなら粘り込みの期待は持てる。