2020年11月01日(日)に東京競馬場で行われる天皇賞(秋)(G1)的中に役立つ攻略ポイントをご紹介します。今年は12頭と少頭数ながらGI・8勝目を狙うアーモンドアイ、グランプリホースのクロノジェネシス、天皇賞春秋連覇狙うフィエールマン、ブラストワンピース、ウインブライト、ダノンプレミアム、キセキなど豪華なメンバーが集まった天皇賞(秋)。過去レース傾向・データから浮上した馬とは?
安田記念は13着に敗れているが昨年の天皇賞・秋は2着だったダノンプレミアム
古馬中距離GI戦線の幕開けを飾る一戦。今年は登録が12頭で少頭数となる見込みだが、GI・8勝目を狙うアーモンドアイに加え、グランプリホースのクロノジェネシス、フィエールマン、ブラストワンピースらが激突。豪華なメンバーが集まった。
1.近年は高速決着
13年にジャスタウェイ、14年にスピルバーグが先行していたジェンティルドンナを差し切るなど、以前は差し馬がしばしば台頭していたが、近年は傾向が変わってきた。ここ2年は1分56秒台の高速時計で決着しており、直線のキレだけでは差し届かなくなっている。
2.短い距離の実績に注目
近年は2000mより短い距離にも実績がある馬の活躍が目立つ。15・16年に人気薄で2・3着したステファノスは唯一の重賞勝ちが富士S。また、16年はマイル王モーリスが勝利し、昨年はマイルGI勝ち馬によるワンツースリーだった。
3.休み明けが通用
以降のGI戦線を睨み間隔を空けて臨んでくる馬も少なくないが、休み明けだからと言って割り引く必要は全くない。過去10年、中9週以上で出走してきた馬が[5-6-4-46]で複勝率24.6%なのに対して、中8週以下での出走となった馬は[5-4-6-92]で複勝率14.0%。
昨年2着のダノンプレミアムの巻き返しを期待したい。13着に敗れた安田記念からの休み明けとなるが、昨年の本レースも安田記念16着からの休み明けで一気に巻き返しており、ローテーションに対する不安は特にないだろう。昨年より人気を落としそうな今年は狙い目と見る。