2019/11/24(日)に東京競馬場で行われるジャパンカップ(G1)を攻略する3つのポイントは?過去のレース傾向・データから競馬予想に役立つポイントをご紹介します。
ジャパンカップの競馬予想に役立つ3つのポイント
1.軽い斤量の馬有利
過去10年で、斤量53kg、つまり3歳牝馬の成績は[2-1-1-7]で複勝率36.4%と上々。3歳牡馬と4歳以上牝馬の55kgも[5-2-1-21]で複勝率27.6%とまずまず。対して、4歳以上牡馬の57kgは[3-7-8-112]で複勝率13.8%となっている。もっとも母数の規模が違い単純比較はできないが、軽斤量の馬が活躍しやすいレースと言える。
2.前走4着以内
過去10年、前走4着以内だった馬が[9-7-6-70]で複勝率23.9%と上々。対して、前走5着以下だった馬は[1-3-4-70]で複勝率10.3%しかない。前走5着以下だった馬は巻き返してきても、2、3着までというケースが多い。
3.内前決着
今年東京芝2400mで行われた20レース中(未勝利以下除く)、4角10番手以下の馬が差し切り勝ちを収めたのは2例のみ。ここ4年は大体同じような傾向で、差し・追い込みはあまり決まらなくなっている。ジャパンCも例に漏れず、昨年は中団より前で立ち回り4角でラチ沿いを通った馬のワンツースリー、一昨年は好位のインで脚を溜めていたシュヴァルグランの差し切り勝ち、3年前はキタサンブラックの逃げ切りと、中団より前でロスなく立ち回った馬が好走するレースとなっている。なお、ショウナンパンドラが追い込んで勝った15年は、芝2400mで行われた年間の23レース中4角5番手以内から勝ち馬が出たのが5例のみと、ここ4年とは異なる差し優勢傾向の馬場が一年を通して続いていた。