2019/11/09(土)に東京競馬場で行われる武蔵野ステークス(G3)を攻略する3つのポイントは?過去のレース傾向・データから競馬予想に役立つポイントをご紹介します。
武蔵野ステークスの競馬予想に役立つ3つのポイント
1.スピード勝負
過去10年で勝ち時計が1分36秒以下だったケースは、16年タガノトネールによるコースレコードを含め8回。ダート重賞の中でも屈指のスピードレースだ。かつてはクロフネやサイレントディールが初ダートで武蔵野Sを制した歴史もあり、また13年の勝ち馬ベルシャザールは芝のスプリングSで2着、ダービー3着の実績があった。芝でも通用するレベルのスピードが活きる。
2.格より勢い
過去10年で、前走1着だった馬は[7-3-3-29]で複勝率31.0%。また、7勝の内訳は重賞が3勝、オープン特別が3勝、準オープンが1勝であり、前走の格はあまり関係がない。前走勝って勢いに乗る馬がクラスの壁を乗り越えていきやすいレースと言える。
3.休み明けは不振
3か月以上の休み明けでこのレースを制したのは10年のグロリアスノアと16年のノンコノユメのみ。2着も2頭にとどまっている。休み明けの実力馬は後のGIを見据えた仕上げで臨むことがほとんどで、ここでは割り引いて考えるのが妥当。