個性的な名前も相まって人気を博したカラテが、今年7月に引退した。今回は前走の安田記念16着からガラリ一変での戴冠を果たした22年の新潟記念を振り返る。 　カラテは父トゥザグローリー、母レディーノパンチ、母の父フレンチデピュティの血統。近親に...

　札幌記念は「スーパーGII」の異名が示すように、1着賞金が最も高いGIIとなっている。そこでこの機会に他のGIIの賞金と比較してみよう。 　今年、JRAで施行される平地GIIは38鞍ある。当然ながら1着賞金の高さは古馬混合戦→3歳限定戦→2歳限定戦の順となる...

　【騎手】松若は自身の重賞初制覇となった15年アズマシャトル以来10年ぶり小倉記念2勝目。JRA重賞は22年ラジオNIKKEI賞(フェーングロッテン)以来、通算12勝目。 　【調教師】安田師は初勝利。JRA重賞はAJC杯(ダノンデサイル)に続いて今年2勝目、通算14勝...

　「小倉記念・Ｇ３」（２０日、小倉） 　小倉巧者が得意コースで本領発揮だ。登録メンバー中、小倉で最多３勝を挙げるニホンピロキーフが激走を狙う。前走しらさぎＳは１１着に大敗したが、敗因は不得意な逃げに加え、阪神コースの坂。小倉開催の２４年...

　◇セレクトセール2025　2日目当歳セール 　上場番号308番「バトーデュシエルの2025」(牝)はシュネルマイスターの初年度産駒。村尾賢二氏が3500万円で落札した。父は21年NHKマイルC、毎日王冠、23年マイラーズCとJRA重賞を3勝。預託予定の石坂師は「オー...

　7月13日(日)に福島競馬場で行われる七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)。夏の福島開催を飾る名物重賞は、サマー2000シリーズの2戦目に位置付けられている。本稿では同競走の開催にあたり、福島2000mで実施されたレースに限って、歴代勝ち時計をランキング形式...

◆第1回しらさぎS・G3(6月22日、阪神競馬場・芝1600メートル)＝6月21日、栗東トレセン 　読売マイラーズC4着のニホンピロキーフ(牡5歳、栗東・大橋勇樹厩舎、父キタサンブラック)は角馬場でダクを踏んでから、Eダートコースを1周。気温が上がっても、...

　ニホンピロキーフはCWコース単走でラストを伸ばして6F79秒7?1F11秒4を計時。大橋師は弟子の田口をずっと起用してきたが、今回は新たに幸を起用することに「(田口)貫太でずっと同じ競馬が続いていたからね」と説明。 　昨年マイラーズC3着とG2で馬券圏内...

◆第1回しらさぎS・G3(6月22日、阪神・芝1600メートル)＝6月17日、栗東トレセン 　幸英明騎手が乗る予定のニホンピロキーフ(牡5歳、栗東・大橋勇樹厩舎、父キタサンブラック)は坂路で66秒7―15秒4で調整した。大橋調教師は「変わりないよ。体つきは良く...

　11日、門別競馬4Rで行われたJRA認定フレッシュチャレンジ(2歳新馬・ダ1000m)でブラックオレンジ(牡2、北海道・山口竜一厩舎)が1着となり、ワールドプレミア産駒の初勝利となった。 　ワールドプレミアは父ディープインパクト、母マンデラ、母の父Acaten...

◆ニホンピロキーフ(11日・城谷) 　マイラーズCで4着に敗れたニホンピロキーフ(牡5歳、栗東・大橋)が、新しくコンビを組む幸を背に栗東CWに登場。しらさぎS(22日・阪神、芝1600m)の1週前追い切りを消化した。少し気の荒さのある馬だが、そこはベテラン。長...

　ロングランはBコースを1周。気合も乗って、軽快なフットワークを見せた。中野助手は「いい意味で変わりはない。東京マイルはやってみないとわからないが、状態はいい」と前向きだ。 　小倉大賞典→マイラーズCと重賞連勝中。「精神的に大人になった。こ...

　6月8日に東京競馬場で行われる第75回安田記念(3歳上・GI・芝1600m)の前日オッズがJRAより発表された。 　単勝オッズ1番人気には、前走のドバイターフで強豪を撃破したソウルラッシュ(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)が支持された。 　続いての2番人気は昨年...

　3月に厩舎を開業した井上師がホウオウリアリティで初のG1舞台に臨む。「G1に出走する機会はなかなかないですから。預けていただき、チャンスを与えてくださったオーナー(小笹芳央氏)に感謝の気持ちでいっぱいです」と週末を心待ちにする。 　厩舎はスタ...

　JRAは5日、安田記念の調教後馬体重を発表した。ソウルラッシュは前回、国内で出走した3月の中山記念から10キロ増。輸送に備えて万全の態勢か。 　同じく海外帰りのウインマーベルとブレイディヴェーグは昨秋マイルCSと大差ない数字。マイラーズC覇者ロ...

　読売マイラーズC4着のニホンピロキーフ(牡5歳、栗東・大橋勇樹厩舎、父キタサンブラック)は幸英明騎手、エプソムC9着のデビットバローズ(セン6歳、栗東・上村洋行厩舎、父ロードカナロア)は松山弘平騎手とのコンビでしらさぎS・G3(6月22日、阪神競馬場・...

　今年開業の井上厩舎はホウオウリアリティでG1初参戦。坂路単走で4F54秒3?1F12秒3を刻んだ。 　井上師は「日曜にCWコース(左回りで調教が施行)でビシッと攻めた。輸送があるので今朝はサッと。気が入って、いい動きでした」と満足げ。マイル起用のここ2...

　ドバイターフ覇者のソウルラッシュ(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)が、安田記念(3歳上・GI・芝1600m)で「四度目の正直」を目指す。 　ソウルラッシュは父ルーラーシップ、母エターナルブーケ、母の父マンハッタンカフェの血統。半弟のディオは24年の東風Sを...

　武豊騎手がジュンブロッサム(牡6、栗東・友道康夫厩舎)で、安田記念(3歳上・GI・芝1600m)の16年ぶり4勝目を狙う。 　武豊騎手はこれまで安田記念に31回参戦。90年にオグリキャップで初騎乗初制覇を果たすと、95年にハートレイク、09年にはウオッカでも...

◆第75回安田記念・G1(6月8日、東京競馬場・芝1600メートル) 　止まっていた時計の針が再び動き始めた。久々に味わう懐かしい感覚。浜中俊騎手＝栗東・フリー＝が3年ぶりにソウルラッシュ(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ルーラーシップ)の馬上に戻って...

　今年の新種牡馬もなかなかの豪華ラインナップだ。そんな中、マイル路線で期待を集めるのはインディチャンプだろう。今年定年となった名伯楽・音無秀孝調教師が手掛けた名マイラーが、GI初制覇を果たした19年の安田記念を振り返る。 　インディチャンプ...

　6月8日(日)に東京競馬場、芝1600mで行われる安田記念。ここへ特別登録を済ませている各馬が今朝28日、レースへ向けた1週前追い切りを行っている。 　前走マイラーズC2着からここへ向かうジュンブロッサム(栗東・友道康夫厩舎)はCWで単走。レース間隔が...

　5月25日(日)は東京・京都・新潟の3場開催となっている。 ■オークスでアルマヴェローチェがGI・2勝目を狙う 　東京11Rは芝2400mのオークス(GI)。アルマヴェローチェは昨年の阪神JFでGI制覇。休み明けで臨んだ桜花賞では惜しくも2着に敗れたが、その実力...

　ドイツの名手として知られるA.シュタルケ騎手が、オークス(3歳牝・GI・芝2400m)のカムニャック(牝3、栗東・友道康夫厩舎)でJRA・GI初制覇を狙う。 　シュタルケ騎手は74年1月4日生まれ、ドイツ出身の51歳。89年に騎手デビュー。11年にはデインドリーム...

　【馬券のツボ】 　《ここが買い》岩田望＆上村師のコンビは芝に限れば【20・15・9・50】で勝率21.3％、連対率37.2％、複勝率46.8％を誇る。単勝回収率は126％の黒字収支。今年の重賞はファルコンSがヤンキーバローズで1着、阪神大賞典がマコトヴェリー...

◆第47回新潟大賞典・G3(5月17日、新潟競馬場・芝2000メートル、稍重) 　春の新潟での名物ハンデ重賞に4歳以上の16頭が出走し、8番人気のシリウスコルト(牡4歳、美浦・田中勝春厩舎、父マクフィ)が先行して押し切り、重賞初制覇を決めた。今年3月に開...

◆第47回新潟大賞典・G3(5月17日、新潟競馬場・芝2000メートル、稍重) 　春の新潟での名物ハンデ重賞に4歳以上の16頭が出走し、8番人気のシリウスコルト(牡4歳、美浦・田中勝春厩舎、父マクフィ)が先行して押し切り、重賞初制覇を決めた。今年3月に開...

◆第47回新潟大賞典・G3(5月17日、新潟競馬場・芝2000メートル、稍重) 　春の新潟での名物ハンデ重賞に4歳以上の16頭が出走し、8番人気のシリウスコルト(牡4歳、美浦・田中勝春厩舎、父マクフィ)が先行して押し切り、重賞初制覇を決めた。今年3月に開...

◆第47回新潟大賞典・G3(5月17日、新潟競馬場・芝2000メートル、稍重) 　春の新潟での名物ハンデ重賞に4歳以上の16頭が出走し、8番人気のシリウスコルト(牡4歳、美浦・田中勝春厩舎、父マクフィ)が先行して押し切り、重賞初制覇を決めた。田中勝春調教...

　G3「新潟大賞典」は8番人気のシリウスコルト(牡4、父マクフィ)が制し、8回目の重賞挑戦で初制覇となった。 　管理する田中勝春調教師(54)は今年3月の開業から初の重賞挑戦で初勝利という偉業を成し遂げた。鞍上の古川吉洋(47)は2021年のマイラーズカッ...