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宮原政典 川田将雅騎手 2016年

サトノダイヤモンドかマカヒキか──。春のクラシックを前に、トップジョッキーならではの選択に迫られたルメール騎手が選んだのは、きさらぎ賞を制したサトノダイヤモンドだった。マカヒキの鞍上として白羽の矢が立ったのは、着々とトップジョッキーへの道を歩み始めていた川田将雅騎手。皐月賞はディーマジェスティの2着に甘んじたが、ダービーで見事に大輪の花を咲かせた。ゴール後、顔を歪めて天を仰いだ川田騎手。「泣くつもりはなかったけど、グワーッと込み上げてくるものがあった」と振り返った。