JRAが終わった後も佐賀競馬ではナイター競馬を開催中。
今夜も20時40分までアツいレースが繰り広げられています。
その佐賀最終レースに特化したデータ分析を行うのが競馬リポーターの大恵陽子氏。
JRAと地方競馬の二刀流の彼女が、今夜も独自の視点から最終レース的中を目指します。
差しにも警戒のレース
みなさん、こんにちは。
競馬リポーターの大恵陽子です。
今夜の佐賀最終レースは特別な条件のつかない「C1クラス」「1400m」。
この秋、急激に増えたC1クラスの最終レースです。
基本的には最終レース以外に組まれるC1クラスのレースと同じ条件ですが、念のためここでは最終レースに限定した成績を見てみましょう。(2024年以降)
まずは人気の傾向から。
単勝3番人気以内の馬が複数頭、3着以内に入ったのは16レース中13レースと、上位人気に信頼が置けます。
その一方で、3連単万馬券も7回と高い頻度となっています。
位置取りでは逃げがやや不振。
逃げの3着内率は37.5%と低調です。
対照的に、6番手以下からの差し馬が3着以内に入ったのは16レース中8レース。
差し馬が1頭は上位入着する可能性が高いと考えた方がいいでしょう。
▲C1クラス最終レースの成績【表1】
C1クラスの差しは上がり39秒未満
前述のデータから、差し馬にも注目した方がいいと分かりました。
では、C1クラスではどのくらいの末脚を使えるといいのでしょうか。
下表はC1クラスでの上がり3ハロン別成績。(1300m〜1400m、直近1年)
最終レースに限らず、全レースを対象としました。
最下級のC2クラスでは、上がり3ハロン39秒台を近走で使えた馬が比較的狙えるのですが、C1にクラスが上がるとそうはいきません。
データ的に狙えるのは39秒未満で、3着内率35.8%でした。
▲C1クラス上がり3ハロン別成績【表2】
7枠好成績の馬
今夜の出走馬の中でレースぶりが気になったのはジーショッカー。
近走は後方のままというレースが多かったですが、前走は好スタートから押して先行すると、向正面から鞍上の手が動きながらも直線も渋く伸びて3着でした。
さらにこれまでの戦績を眺めていると、外枠だと着順がいいレースが多い気がするのです。
そこで、実際にデータを取ってみると、下表の通り7枠が好成績。
2着は6回にも上り、惜しくも馬券圏内まであと一歩ながら4着も7回と、この馬の走りや気性にマッチした枠のようです。
偶然にも今夜は7枠。これは狙うしかありません。
▲ジーショッカーの枠別成績【表3】
では、気になる予想と買い目は?
⑧プレミアムカインドは今年1月、重賞・花吹雪賞を勝った3歳牝馬。
その後の3歳重賞戦線では上位入着まではなりませんでしたが、末脚が確かな馬。
花吹雪賞は最後方から上がり3ハロン38秒5、佐賀皐月賞も最後方から上がり3ハロン38秒1で6着で、この脚が使えればC1クラスでは馬券圏内に入れそうです。
⑦ジーショッカーは7枠で好成績を残す馬。
できれば前走のように前目につけられると好走の可能性も上がりそうですし、もしかしたら道中で外から被せられない方がいいかもしれません。
③ビレッジルミエールは2走前、向正面から馬群を縫いながら長ーく脚を伸ばして3着。
上がり3ハロン以上に脚を使った印象です。
さらに印は⑤メイショウムーヴまで。
買い目は絞ります。
3連複 ③⑦⑧ 1点勝負!
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