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下野雄規 ディープインパクト&武豊 2005年

ダービーという一世一代の大舞台で、単勝1.1倍、実に73.4%の単勝シェア率を誇ったディープインパクト(ディープ史上最高は、菊花賞の79.0%)。武豊騎手のプレッシャーたるや、いかばかりだったか。武豊騎手といえば、この時点でダービーを3勝していたが、思えば悲願のダービー制覇となったスペシャルウィークのときから涙はなし。このときも、爽やかな笑顔とともに、スタンドの観客に向けて右手を握りしめた。プレッシャーから解き放たれた名手のガッツポーズ、まるで絵画のような美しさだ。