今こそ#おうち競馬

自宅でも変わらぬ興奮を 今こそ、#おうち競馬を楽しもう

01.#おうち競馬の楽しみ方

  1. インターネットで馬券を購入する方法
    初めてでも安心
    どうやって買うの?
    STAY HOME 01
  2. 競馬中継を見る方法
    おうちで見れる
    STAY HOME 02
  3. ここ10年のルール変更まとめ
    久々でも安心
    ルール 変わったの?
    STAY HOME 03
  4. さて、準備は整ったかな?

02.レースの見どころ・出馬表

今こそ、おうちでスプリンターズS

今春は古馬GIレース5つのうち、4レースを牝馬が制覇した。高松宮記念モズスーパーフレア、大阪杯ラッキーライラック、安田記念グランアレグリア、宝塚記念クロノジェネシス。この流れは秋も続くのか――それを占う一戦とも言えるのが、秋のGI開幕戦・スプリンターズSだろう。

グランアレグリアの安田記念制覇は大きな驚愕をもたらした。「現役最強馬」とも呼び声の高いアーモンドアイや、昨年のJRA賞最優秀短距離馬インディチャンプをアッサリと置き去りにしての勝利だったからだ。牝馬ながら500kg近い馬体で、グラマラスなトモから繰り出されるスピードを武器に、桜花賞に続きGI2勝目。GI制覇はいずれも1600m戦ではあるが、今回のスプリンターズSと同じ1200mでは2走前にGI・高松宮記念で僅差の2着と実績がある。短距離界の女王の座を確固たるものにするか。

ライバルとして立ちはだかるのは同じ牝馬のモズスーパーフレア。スピードがとにかくピカイチで、スタートからゴールまで、ずば抜けたスピードで押し切ってしまう馬だ。春の高松宮記念でGI初制覇(2位入線、繰り上がり)。後続に並ばれてからも、もうひと踏ん張りできる根性娘で、25歳の松若風馬騎手と再びのタイトル奪取を狙う。

もちろん、牡馬だって黙ってはいない。ダノンスマッシュは1200mの重賞を5勝。父は「世界のロードカナロア」と称された短距離界の王者で、自身も1200mに軸足を移してから強さに磨きがかかった。GIでは昨年のスプリンターズS3着が最高だが、前走・セントウルSでの強い勝ち方を見ると、いよいよGI初制覇の時がきているのかもしれない。

また、昨年の高松宮記念を制覇したミスターメロディは一時期、レースでの着順を落としていたが、前走・セントウルSで3着。再びの王座奪還となるか。(文・大恵陽子)

出馬表

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馬番 馬名 年齢 騎手 斤量

スポニチ
鈴木正

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トーチュウ
若原

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競馬キャスター
目黒

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1
父:キングヘイロー ダイメイプリンセス
牝7 秋山真一郎 55.0
2
父:Speightstown モズスーパーフレア
牝5 松若風馬 55.0
3
父:ロードカナロア ダノンスマッシュ
牡5 川田将雅 57.0
4
父:オレハマッテルゼ キングハート
牡7 北村宏司 57.0
5
父:メイショウサムソン メイショウグロッケ
牝6 浜中俊 55.0
6
父:Shamardal ライトオンキュー
牡5 古川吉洋 57.0
7
父:Scat Daddy ミスターメロディ
牡5 福永祐一 57.0
8
父:アグネスデジタル ダイメイフジ
牡6 菱田裕二 57.0
9
父:ロードカナロア ダイアトニック
牡5 横山典弘 57.0
10
父:ディープインパクト グランアレグリア
牝4 Cルメール 55.0
11
父:ショウナンカンプ ラブカンプー
牝5 斎藤新 55.0
12
父:キズナ ビアンフェ
牡3 藤岡佑介 55.0
13
父:マンハッタンカフェ レッドアンシェル
牡6 Mデムーロ 57.0
14
父:ヨハネスブルグ エイティーンガール
牝4 池添謙一 55.0
15
父:スクリーンヒーロー クリノガウディー
牡4 三浦皇成 57.0
16
父:ジャスタウェイ アウィルアウェイ
牝4 松山弘平 55.0
鈴木正の見解

ひと叩きされて上昇 ◎モズスーパーフレア

繰り上がりとはいえ高松宮記念を制したモズスーパーフレアの実力を重視する。昨年のスプリンターズSも2着。4角8番手のタワーオブロンドンが1着、ダノンスマッシュが3着の中、2に踏ん張ったのは地力の証明。この秋はスプリンターズSだけに狙いを定め、14キロ増で北九州記念を使って2着。いかにも叩き台だったが、それでも56.5キロでハイペースを2着に粘るのだから、さすが。ここに向けて順調にスケジュールを消化し、追い切りも豪快な動き。逃げ切れる。

グランアレグリアが強敵。阪神で好成績を挙げており、初の中山は全く問題なし。高松宮記念は後方から追い込んだが本来は好位から競馬できるタイプ。桜花賞のように道中でポジションも上げられる。

ダノンスマッシュは外枠から勝ち切ったセントウルSが大収穫。素晴らしい横綱相撲だった。過去の重賞Vの中で最も価値があったように思う。昨年のこのレースは4角手前で前の馬が下がってきて、さばくのに苦労した。スムーズに運べば初GIに手が届いていい。

ダイアトニックは重馬場に走る気をなくした前走は仕方ない。運のないタイプではあるが実力は僚馬ダノンスマッシュとも互角。一発チャンスがあってもいい。(スポーツニッポン・鈴木正)

若原の見解

直近の上昇度で穴馬を抜擢 ◎ライトオンキュー

上位拮抗で馬券的な組み立てが難しい一戦だが、ここは直近の上昇度を買ってライトオンキューから入る。

夏を使ってきた馬ではあるが、サマースプリントシリーズにこだわることなく、北海道で始動してスプリンターズSが目標という逆算のローテーション。それが証拠に、京阪杯勝ちで賞金的に使うところを選べる立場にあったにもかかわらず、函館スプリントSを叩いた後は、シリーズ戦にこだわらず札幌のUHB賞を使っている。当時はかなりの仕上がり途上。

実績は認めつつももったりした追い切りを見せられて印を押さえようかどうか悩まされた。そこをハンデものともせず突き抜けた地力で勝ちきり、キーンランドCでようやく8分を突破。栗東帰厩後の調整は平行線を保っていたが、直近にかなり上向いている。

30日栗東坂路は古川騎乗で前傾低重心。蹄軌跡を低く保ったフォームながら、前後とも上肢帯関節(体幹と四肢を接続する関節、前は肩関節、後ろは股関節)の可動域を目いっぱい大きく見せた。かなり筋肉が柔らかく働かないとこうはいかない。(東京中日スポーツ・若原隆宏)

※△☆注は同格に扱っています。紙面や週末の「ウマい馬券」に出稿する予想では「△格」はレッドアンシェルを加えた4頭推しています。

目黒の見解

さらなる強さに期待 ◎グランアレグリア

秋のG1がいよいよスタート!制限付きながら観客入場も決まり楽しみが増えた。だからこそ当てていいシリーズとしたいものだ。

◎はグランアレグリア。安田記念でアーモンドアイを封じたレースぶりは評価されるところだが、同じように高松宮記念で見せた上がり33秒1の脚も特筆もの。重馬場での時計だから尚更だ。右回りの阪神カップも滅法強い勝ち方で、この3戦の内容から素直に中心としたい。この夏さらに馬体もパワーUPできたようで、さらなる強さを見られるか楽しみだ。

昨年の2着馬であり、高松宮記念の覇者でもあるモズスーパーフレアを◯とする。前走北九州記念では2着に敗れたが、自分の競馬ができた上での結果であり、本番へ向けていい内容だったと思う。中山1200mは5戦3勝2着2回とパーフェクトで、当然ここも期待。

▲ダイアトニックの前走15着は洋芝と道悪で進んでいかなかったと敗因をあげた。しかし鞍上も無理に追わずダメージを残さなかったとプラスに考えたい。実績はもちろんだが、今回は鞍上横山典弘騎手への期待もあって▲とした。

ダノンスマッシュは前走で強さを改めて見せつけた形だが、本番ではいまひとつの印象が拭えず△、デムーロ騎手とのコンビが心強い☆レッドアンシェル、そして注にミスターメロディ。(競馬キャスター・目黒貴子)

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