競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンにプロキオンS出走予定馬の中から7頭の馬体診断を行っていただきました。

(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)

サクセスエナジー
栗東・北出成人厩舎　牡6

　間隔は関係なく好調期間が続くタイプだが、今回は短期間で4走したためひと息入っている。頭が高く脚長＋胴長の姿形だが、クビ差しが太くて短く肩が立ち気味のトモ高体形。6歳にして成績が安定してきたのはモマれない競馬をしているのが要因だが、馬体面で言えば前後のバランスが取れて厚みが出てきたことが大きい。成熟した体つき。好状態だ。

サンライズノヴァ
栗東・音無秀孝厩舎　牡6

　今年はゆったりしたローテで3戦目が当レース。攻め気配より過程が大事なタイプで、今回もビシビシとやり筋肉質の馬体を誇示している。あばらをしっかりと見せて体脂肪の少ない研ぎ澄まされたシルエット。フェブラリーSより...もっと見る