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【京都牝馬S2021予想】この距離得意にするあの馬が混戦に断!

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 2021年02月20日(土)に阪神競馬場で行われる京都牝馬ステークス(G3)を攻略する3つのポイントは? 以前は正月開催のマイル戦だったが、16年から1400mに距離短縮され、時期も変更された。条件変更後の5回中4回で1番人気が制しているが、今年は軸不在で人気通りに決まらない可能性が高いと見た京都牝馬ステークスの過去レース傾向・データから競馬予想に役立つポイントをご紹介します。

京都牝馬ステークスの競馬予想に役立つ3つのポイント

1400mは4戦3勝と得意にしているビッククインバイオ(撮影:下野雄規)

軸不在で混戦模様の牝馬限定重賞

 古馬の牝馬による一戦。以前は正月開催のマイル戦だったが、16年から1400mに距離短縮され、時期も変更された。条件変更後の5回中4回で1番人気が制しているが、今年は軸不在で人気通りに決まらない可能性が高いとみる。

1.若い世代が強い
 これは条件変更前から変わらない傾向であるが、とにかく若い馬が中心となるレース。16年以降、4歳馬が[2-3-1-23]で複勝率20.7%、5歳馬が[3-2-1-20]で複勝率23.1%なのに対し、6歳馬は[0-0-3-19]で複勝率13.6%、7歳馬は[0-0-0-5]。

2.距離短縮組が中心
 過去5年で距離短縮組は[4-3-2-30]で連対率17.9%、複勝率23.1%、前走も1400mだった馬は[1-1-3-12]で連対率11.8%、複勝率29.4%なのに対し、今回距離延長となる馬は[0-1-0-25]で複勝率3.8%。

3.前有利
 過去10年に行われた阪神芝1400mの古馬混合オープンクラスの成績を、4角の位置取り別で見てみると、4角5番手以内の馬は[15-15-11-126]で連対率18.0%、複勝率24.6%なのに対し、4角7番手以下の馬は[13-13-17-240]で連対率9.2%、複勝率15.2%。阪神芝1400mは内回りであり基本的に前残り。

 ビッククインバイオはオープン入り後の2戦で5・7着に敗れているが着差は0秒4、0秒3であり悲観する内容ではない。今回は牝馬限定戦で、かつこれまで4戦3勝の1400mへ距離短縮となる一戦。巻き返しを期待できるだろう。

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