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【東京新聞杯2021予想】先の出世につながるレースで狙うは中距離血統!

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 2021年02月07日(日)に東京競馬場で行われる東京新聞杯(G3)を攻略する3つのポイントは? 安田記念へと続く古馬マイル路線の関東における開幕戦。一昨年の覇者インディチャンプはその後春秋マイルGI制覇まで上り詰め、18年の勝ち馬リスグラシューも後にGIを4勝するほどにまで成長するなど、冬場のGIII戦ながら先の出世にも繋がっていく東京新聞杯の過去レース傾向・データから競馬予想に役立つポイントをご紹介します。

東京新聞杯の競馬予想に役立つ3つのポイント

ここからの飛躍を期待したい昨年の2着馬シャドウディーヴァ(撮影:小金井邦祥)

出世に繋がるマイル重賞、あの馬の巻き返しに期待

 安田記念へと続く古馬マイル路線の関東における開幕戦。一昨年の覇者インディチャンプはその後春秋マイルGI制覇まで上り詰め、18年の勝ち馬リスグラシューも後にGIを4勝するほどにまで成長するなど、冬場のGIII戦ながら先の出世にも繋がっていく重要な一戦だ。

1.中距離血統
 昨年の覇者プリモシーンはディープインパクト産駒で、2着のシャドウディーヴァはハーツクライ産駒。一昨年の覇者インディチャンプはステイゴールド産駒、18年の覇者リスグラシューはハーツクライ産駒、17年の覇者ブラックスピネルはタニノギムレット産駒、16年の覇者スマートレイアーはディープインパクト産駒と、中・長距離で活躍した馬の仔が活躍する傾向にある。

2.高齢馬は苦戦しがち
 過去10年の成績を年齢別にみてみると、最も良いのは4歳馬で複勝率31.6%。以下、5歳馬の27.5%、6歳馬の15.6%、7歳馬の7.1%と続く。特に7歳以上のベテランは苦戦しており、若い馬を中心視するのが良さそう。

3.前走右回りが優勢
 東京コースは左回りだが、過去10年で前走左回りだった馬は[0-1-0-26]で複勝率3.7%しかない。86年以降でみても、前走左回りだった馬は1勝しかしていない。出走数の偏り(過去10年、前走右回りは120頭で左回りは27頭)があるとはいえ、前走右回りは平均8.2番人気で平均7.9着なのに対して、前走左回りは平均7.7番人気で平均8.8着。前走右回りの馬の方が人気以上に走っている。

 シャドウディーヴァは昨年の本レース2着など、これまで東京の重賞で2着が3回。東京にコースが替わるのは明らかにプラスだ。昨年とは違ってエリザベス女王杯からの休み明けだが、調教では良い動きを見せていて力を出せる仕上がりにありそう。ここで待望の重賞初制覇を期待したい。

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