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【秋華賞予想】3つの攻略ポイントから浮上する期待したい穴馬は?

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 No.1競馬サイト「netkeiba.com」が、2020年10月18日(日)に京都競馬場で行われる秋華賞(G1)予想に役立つ攻略ポイントをご紹介します。 今年はデアリングタクトが三冠を狙って出走するが、過去には幾多の強豪牝馬が敗れており必ずしも実力馬が力量差を見せつけるレースになるとは限らない秋華賞。過去レース傾向・データから浮上した穴馬とは?

秋華賞の競馬予想に役立つ3つのポイント

京都重賞で2着の実績があるマジックキャッスル(撮影:下野雄規)

3歳牝馬路線の最終決戦、あの穴馬に期待したい

 3歳牝馬路線の最終決戦。小回りで直線が短い京都内回りコースで行われるが故に、かつては単勝1.8倍のブエナビスタが敗れたり、オークスを5馬身差で制したジェンティルドンナがハナ差の辛勝となるなど、必ずしも実力馬が力量差を見せつけるレースになるとは限らない。

1.前走掲示板が最低条件
 過去10年で3着以内となった30頭の内、前走6着以下だったのは2頭のみ。そしてその2頭はいずれも3着止まりだった。17年2番人気で13着のファンディーナは前走6着、16年2番人気で4着のジュエラーは前走11着、14年2番人気で6着のレッドリヴェールは前走6着など、それ以前の活躍で人気に推された馬も前走成績が悪いと苦戦する傾向。

2.キャリア8戦目までの馬が中心
 過去10年で3着以内に入った30頭中、25頭はキャリア8戦以内だった。キャリア9戦の馬は[0-1-2-26]で複勝率10.3%、キャリア10戦以上の馬は[1-1-0-38]で複勝率5.0%と苦戦気味。

3.ディープインパクト産駒が特注も
 重馬場だった17年を除くと12年から昨年まで毎年ディープインパクト産駒が連対しているが、その連対した8頭(12年はワンツー)の内、13年のスマートレイアー、18年のミッキーチャームを除いた6頭にはレース上がりが35秒0以上掛かったオープン戦で2着以上に入った経験があった。秋華賞はタフな消耗戦になりやすいことから、ディープインパクト産駒の中でも上がりの掛かるレースで実績を残してきた馬が特注となる。

 マジックキャッスルは上がりが35秒1かかったファンタジーSを差し込んで2着した実績がある。距離や内・外回りは違えど、京都コースの持続力勝負を好走しているのはアドバンテージだろう。今回はGIで相手関係がどうかも、2走前のオークスでは直線で中々進路が見つからなかったにもかかわらず、終い鋭く追い込んできて5着と見どころのある内容。地力は十分通用すると見る。

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