2019/12/08(日)に阪神競馬場で行われる阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を攻略する3つのポイントは?過去のレース傾向・データから競馬予想に役立つポイントをご紹介します。
阪神ジュベナイルフィリーズの競馬予想に役立つ3つのポイント
1.タフな条件の経験が活きる
一昨年の勝ち馬ラッキーライラックは東京マイルのアルテミスSを制しており、16年の勝ち馬ソウルスターリングは芝1800mで2勝、15年の勝ち馬メジャーエンブレムはそれまでの3戦全てで直線に坂がある東京・中山コースを走っていた。タフな条件のGIに一気に対応するのは難しく、ここと同様、もしくはよりタフな条件を経験していることが望ましい。
2.差しが届くレースだが
昨年の1-3着馬の4角位置が順に16・17・10であるのを筆頭に、差しが優勢のレースであることは間違いない。しかし、前走の4角位置が10番手以下だった馬は過去10年で[0-4-0-27]と勝ち切れていない点は注意が必要だろう。昨年アルテミスSを4角13番手から差し切ったシェーングランツは本レースで差し届かず4着。また、それ以前にもハープスターが差し届かず2着となった13年の例もある。
3.前傾ラップ
このレースは短い距離しか経験のない馬、短距離指向の馬も多く参戦することから、前半のペースが速くなりがちで、実際過去10年中7年は前傾ラップになっている。これまでスローからのヨーイドンという競馬しか経験していない馬にとっては難しいレースになるだろう。