2019/09/29(日)に中山競馬場で行われるスプリンターズステークス(G1)を攻略する3つのポイントは?過去のレース傾向・データから競馬予想に役立つポイントをご紹介します。
スプリンターズステークスの競馬予想に役立つ3つのポイント
1.上がり33秒台のキレ味が必要
17年以前の新潟開催だった14年を除いた6年間で、勝ち馬は全て上がり3F33秒台の末脚を使っていた。昨年のような時計の掛かる馬場での消耗戦は特殊なケースで、基本的には後半の脚が要求される。
2.より長い距離の実績
16、17年で連覇したレッドファルクスは以前に1400mを主戦場にしていた馬。また、15年の勝ち馬ストレイトガールはヴィクトリアマイルを、12、13年連覇したロードカナロアも安田記念を勝った。スピード一辺倒にならず終いの脚も要求されやすいことから、純粋なスプリント能力だけでは太刀打ちしにくいということだろう。
3.内枠有利
馬場改修後の過去4年で、1-4枠が[3-2-4-23]で複勝率28.1%と優秀なのに対し、5-8枠は[1-2-0-28]で複勝率9.7%。一般的な傾向として、エアレーションが行われた馬場は開催が進んでもそこまで荒れることはなく、むしろ多くの馬が通る馬場の内側が踏み固められることで内有利になりやすい。よって、特に外枠の差し馬とっては難しいレースになりがちだ。