当記事では、12月14日(日)に香港の沙田(シャティン)競馬場で開催される香港国際競走・香港スプリント(G1)について、12月2日(火)時点でのブックメーカーの前売りオッズを記載している。
大手ブックメーカー『William Hill』の数値を参照。
2025年の香港スプリント前売り1番人気は、昨年の香港スプリント優勝馬カーインライジング。オッズは驚異の1.08倍(小数点切り捨て)に設定されており、断然人気となっている。現在カーインライジングは15連勝中であり、初めての海外遠征ながらオーストラリアのジ・エベレストも余裕の手応えで圧勝してみせた。現代の最強スプリンターと名高い1頭である。
サトノレーヴが単独2番人気となっている。今年の高松宮記念王者で、チェアマンズスプリントプライズではカーインライジングと激突。2着に敗れており、最強スプリンターへのリベンジに期待がかかる。
香港スプリントとは、香港の沙田(シャティン)競馬場で開催される競馬の競走。格付けは国際G1。4つのG1競走で構成される「香港国際競走」に含まれるレースで、3歳以上のサラブレッドが出走可能。芝1200mで行われる。
香港競馬におけるシーズン初頭におけるスプリント路線のG1である。
1999年に創設され、2000年に国際G3、2001年に国際G2、2002年より国際G1に昇格し、以後G1競走として施行されている。これまでサイレントウィットネスやロードカナロアが制している。その後2020年にダノンスマッシュが優勝し、ロードカナロアとの父仔制覇を達成した。
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