当記事では、12月14日(日)に香港の沙田(シャティン)競馬場で開催される香港国際競走・香港カップ(G1)について、12月2日(火)時点でのブックメーカーの前売りオッズを記載している。
大手ブックメーカー『William Hill』の数値を参照。
2025年の香港カップ前売り1番人気は、2022年から2024年にかけて同競走3連覇を達成している最強馬ロマンチックウォリアー。今回は4連覇がかかる。
大阪杯連覇を達成したベラジオオペラは2番人気。今年の大阪杯でベラジオオペラの2着だったロードデルレイは3番人気タイ。また、昨年の大阪杯でベラジオオペラの2着だったローシャムパークは7番人気タイとなっている。
香港カップとは、香港の沙田(シャティン)競馬場で開催される競馬の競走。格付けは国際G1。4つのG1競走で構成される「香港国際競走」のメインレースに位置付けられている。賞金総額は4000万香港ドル。香港で開催されるレースの中でも最高賞金額を誇っている。
創設は1988年。香港で初めての国際競走として生まれた。当時のレース名称は「香港招待カップ」。1993年に香港初のG3として開催され、1999年には当初の1800mから現在と同じ芝2000mに変更されるとともに、G1に格付けされている。
国際G1に格付けされる以前にはフジヤマケンザン、ミッドナイトベットが制しており、G1格付け以降はアグネスデジタル、エイシンヒカリ、モーリス、ウインブライト、ノームコア、ラヴズオンリーユーと6勝を挙げている。
2019年から2021年にかけてウインブライト、ノームコア、ラヴズオンリーユーが勝利。2022年・2023年・2024年とロマンチックウォリアーが3連覇を果たしている。
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