当記事では、2025年11月2日(日)の日本時間6時02分にアメリカ合衆国のデルマー競馬場で開催されたBCディスタフ(G1・牝馬限定・ダート1800m)の最新情報を記載する。
※YouTube『Breeders' Cup World Championships』より引用。
2025年BCディスタフの優勝馬は5歳牝馬スキュラ。鞍上はJ.アルバラード騎手が務めた。スタート後は激しい先行争いとなった末にスキュラが先手を取る展開。最終直線でもリードを保ったまま、後続をさらに突き放してそのまま圧勝した。
スキュラの母は2014年のアメリカ古馬女王クローズハッチズ。G1を5勝するなど大活躍したものの、BCディスタフは2度出走し、うち一度は2010年代のアメリカ最強牝馬の一角ビホルダーに敗れるなど勝利できなかった。今回のスキュラの優勝によって母のリベンジを果たしたかたちとなる。
日本からはアリスヴェリテが参戦。昨年と同じくK.フレイ騎手とのコンビで参戦した。レース中盤から追走で一杯となり、後方に置かれるかたちで着外となっている。
ブリーダーズカップ・ディスタフとは、アメリカで行われる競馬の競走である。格付けは国際G1。アメリカ競馬の祭典「ブリーダーズカップ」のひとつに数えられるレースで、3歳以上の牝馬限定戦である。日本では「BCディスタフ」と表記されることが多い。
創設は1984年。アメリカにおけるダート路線の最強牝馬決定戦として位置付けられており、過去にはパーソナルエンスンとウィニングカラーズの死闘や、カナダ三冠馬ダンススマートリーの勝利、名牝インサイドインフォメーションの13馬身差圧勝など、数々の名勝負を生み出した。
2021年には日本調教馬マルシュロレーヌが勝利し、北米調教馬以外の競走馬として初めての優勝を飾っている。この勝利は日本で調教された馬による史上初の日本国外ダート国際G1制覇であり、同馬はこの功績により2021年度NARグランプリ特別表彰馬および全米サラブレッド競馬協会のモーメントオブザイヤーを受賞している。
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