当記事では、12月14日(日)に香港の沙田(シャティン)競馬場で開催される香港国際競走・香港カップ(G1)の出走予定馬・歴代優勝馬・最新情報について記載する。
当項目では、2025年香港カップ(G1)に出走を予定している競走馬が一覧形式で記載している。
2024年から2025年にかけて大阪杯を連覇したベラジオオペラが香港カップへ参戦することが10月1日に判明した。ベラジオオペラにとっては初めての海外遠征となる。鞍上は主戦騎手・横山和生騎手が務める。
ベラジオオペラのほか、ローシャムパークとロードデルレイも選定されている。
香港カップに招待されていたミュージアムマイルは出走を辞退することとなった。
12月9日の報道で、ロードデルレイが右前肢ハ行を発症したため出走を回避することが発表された。
香港カップとは、香港の沙田(シャティン)競馬場で開催される競馬の競走。格付けは国際G1。4つのG1競走で構成される「香港国際競走」のメインレースに位置付けられている。賞金総額は4000万香港ドル。香港で開催されるレースの中でも最高賞金額を誇っている。
創設は1988年。香港で初めての国際競走として生まれた。当時のレース名称は「香港招待カップ」。1993年に香港初のG3として開催され、1999年には当初の1800mから現在と同じ芝2000mに変更されるとともに、G1に格付けされている。
国際G1に格付けされる以前にはフジヤマケンザン、ミッドナイトベットが制しており、G1格付け以降はアグネスデジタル、エイシンヒカリ、モーリス、ウインブライト、ノームコア、ラヴズオンリーユーと6勝を挙げている。
2019年から2021年にかけてウインブライト、ノームコア、ラヴズオンリーユーが勝利。2022年・2023年・2024年とロマンチックウォリアーが3連覇を果たしている。
1周1899mで、スタート地点はゴールの約100m手前。1コーナー入口までは約170mと短く、外枠は圧倒的に不利。内枠の先行馬は有利だが、スタートで出負けしてしまえば外から被されて致命的になる。それゆえ先行争いが激しくなることが多く、1~2コーナーから向正面入口あたりのペースで全体の流れが左右される。
レコードは1分58秒81。計時したのはウインブライトである。
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