挑戦歴はグレード制導入以後(1984年以降)を対象としている。
開催年 | 勝ち鞍 | 優勝馬 |
---|---|---|
1937年 | 日本ダービー | ヒサトモ |
1943年 | 日本ダービー | クリフジ |
1943年 | 菊花賞 | クリフジ |
1947年 | 皐月賞 | トキツカゼ |
1947年 | 菊花賞 | ブラウニー |
1948年 | 皐月賞 | ヒデヒカリ |
2007年 | 日本ダービー | ウオッカ |
1943年にクリフジが東京優駿競走(日本ダービー)、阪神優駿牝馬(現:オークス)、京都農林省賞典四歳呼馬(現:菊花賞)を優勝し、変則三冠を達成している。2024年現在とは競走体系が大きく異なる点に注意。
1984年のグレード制導入以降、牡馬クラシック三冠(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)を制したのは2007年のウオッカのみ(日本ダービー)となっている。牝馬による日本ダービー優勝はヒサトモ、クリフジに続いて史上3頭目。実に64年ぶりとなる快挙だった。
開催年 | 出走した牝馬 | 着順 | 優勝馬 |
---|---|---|---|
1991年 | ダンスダンスダンス | 5着 | トウカイテイオー |
2014年 | バウンスシャッセ | 11着 | イスラボニータ |
2017年 | ファンディーナ | 7着 | アルアイン |
2024年 | レガレイラ | 6着 | ジャスティンミラノ |
グレード制導入後、皐月賞に初めて出走した牝馬はダンスダンスダンス。フラワーカップ(G3)2着からの参戦で、本番では15番人気と伏兵評価だったが、トウカイテイオー以外の先行勢が総崩れになるなか中団から末脚を伸ばして5着に入線した。
開催年 | 出走した牝馬 | 着順 | 優勝馬 |
---|---|---|---|
1996年 | ビワハイジ | 13着 | フサイチコンコルド |
2007年 | ウオッカ | 1着 | (2着アサクサキングス) |
2014年 | レッドリヴェール | 12着 | ワンアンドオンリー |
2021年 | サトノレイナス | 5着 | シャフリヤール |
2007年の桜花賞(G1)で2着だったウオッカが日本ダービーに参戦。この年の皐月賞馬は中盤からハナを主張して粘り切ったヴィクトリーで、ハナ差2着に伏兵サンツェッペリン。さらにハナ差の3着にフサイチホウオーが追い込んできたというレース展開から、ダービーではフサイチホウオーが圧倒的な支持を集めていた。
レース本番、前半1000mの通過が60秒5という先行有利の展開からアサクサキングスが粘り込みを図ったが、ウオッカただ1頭が圧倒的な瞬発力を発揮して3馬身差をつける豪快な勝利を飾った。ビワハイジ以降11年ぶりとなる牝馬の日本ダービー出走であり、牝馬の日本ダービー優勝はクリフジ以来64年ぶりの快挙だった。
開催年 | 出走した牝馬 | 着順 | 優勝馬 |
---|---|---|---|
1995年 | ダンスパートナー | 5着 | マヤノトップガン |
2009年 | ポルカマズルカ | 17着 | スリーロールス |
2019年 | メロディーレーン | 5着 | ワールドプレミア |
2021年 | ディヴァインラヴ | 3着 | タイトルホルダー |
グレード制導入以降、はじめて菊花賞に出走した牝馬はオークス馬ダンスパートナー。オークス勝利後、3歳ながらフランスへの遠征を敢行し、ヴェルメイユ賞で6着。帰国緒戦だった。牝馬の菊花賞出走はグレード制導入以前、1977年のケイツナミ以来。レース本番では1番人気に支持されるも、当時上がり馬だったマヤノトップガンに押し切られて5着だった。
なお、ダンスパートナーは名繁殖ダンシングキイの仔。1歳下の全弟にはダンスインザダークがおり、翌年に姉のリベンジを果たしている。またダンスインザダーク産駒は菊花賞で好績を残しており、ザッツザプレンティ・デルタブルース・スリーロールスと同レース3勝を挙げている。
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