【チャンピオンズカップ・データ】強豪集うダート王決定戦を2勝した名馬は2頭!!

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前身は2000年に創設された日本最初のダート国際招待競走のジャパンカップダート。当初は東京ダート2100mで開催されていたが開催時期の変更とともに阪神ダート1800mに変更。その後2014年に名称を現名称のチャンピオンズカップに、コースを中京ダート1800mに、招待競走ではなく通常の国際競走に、と大きく変更された。

過去21回の開催(ジャパンカップダート時代含む)で2勝以上挙げた馬は2頭しかおらず、その点からもダートのトップクラスが集う競走ということがわかる。その勝利の美酒を2回浴びた名馬を「netkeiba.com」がまとめました(2021年12月04日現在)。

2010、2011年と連覇したトランセンド(当時はジャパンカップダート)(c)netkeiba.com
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  1. チャンピオンズカップを2勝した名馬
    1. トランセンド
    2. カネヒキリ
  2. チャンピオンズカップの予想情報まとめ
  3. チャンピオンズカップのニュース・最新情報

チャンピオンズカップを2勝した名馬

連覇年馬名通算成績
2010、2011年トランセンド24戦10勝
2005、2008年カネヒキリ23戦12勝
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トランセンド

トランセンド
ワイルドラッシュ
シネマスコープ
母父トニービン
馬主前田幸治
生産者ノースヒルズマネジメント
生年月日2006年03月09日
産地新冠町
主な勝ち鞍2010'、2011'ジャパンカップダート
2011'フェブラリーSなどGI級レース4勝

前身含めて唯一連覇を達成しているトランセンドトランセンドにとって最初のGI挑戦が、2010年のジャパンカップダートだった。絶好のスタートを切ったトランセンドは1コーナーで単独先頭に立ち、マイペースの逃げを打つ。直線を向き2番手にいたバーディバーディが並びかけようとするが、再加速してこれを振り切る。さらに、ゴール直前でのグロリアスノアの追撃も押し切り、先頭でゴール。鞍上の藤田伸二騎手は人差し指を天高く突きあげた。その後のトランセンドはダート路線をリードした。2011年はフェブラリーSで国内GI2連勝。また、ドバイワールドカップでは僅差の2着ながら、ヴィクトワールピサとのワンツーフィニッシュで、東日本大震災直後の日本に感動と勇気を届けた。

 そして、前年の東海Sから8戦連続連対で、2度目のジャパンカップダートに挑む。2011年のジャパンカップダートは、現王者トランセンドvs前王者エスポワールシチーの対決が大きな注目を集めた。人気はトランセンドが単勝オッズ2.0倍の1番人気、前走のみやこS圧勝で王座奪還を期待させるエスポワールシチーが2.8倍の2番人気。3番人気のヤマニンキングリーは13.8倍だったから、2頭の頂上決戦がいかに注目されていたかがわかるだろう。大外枠が不安視されたものの、トランセンドが1コーナーで内へ切れ込んでハナに立ち、エスポワールシチーは直後でトランセンドをぴったりとマークし、4コーナーからじりじりと迫っていく。しかしエスポワールシチーは、直線に入り伸びを欠く。対して、トランセンドの脚色は衰えず、最後はリードを広げて2馬身差でゴール板を駆け抜けた。トランセンドの武器は、自らでペースを作れる強さと圧倒的なスピード。それを活かした藤田騎手の迷いのない騎乗が、史上初のジャパンカップダート連覇を達成させた。


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カネヒキリ

カネヒキリ
馬名カネヒキリ
フジキセキ
ライフアウトゼア
母父Deputy Minister
馬主金子真人ホールディングス
生年月日2002年02月26日
生産者ノーザンファーム
産地早来町
主な勝ち鞍2005'、2008'ジャパンカップダート
2006'フェブラリーSなどGI級レース7勝

 ダートの重賞で9勝を挙げ、勝負服が同じということもあるのか、“砂のディープインパクト”と呼ばれていたカネヒキリ。2005年ユニコーンSで重賞初制覇を収めると、ジャパンダートダービー、ダービーグランプリ制覇後の武蔵野Sは先に抜け出したサンライズバッカスをとらえきれず2着とダート戦で初の敗北。その後出走したジャパンCダートではシーキングザダイヤとの激しい叩き合いをハナ差制し優勝した。

 2006年フェブラリーSも制覇し順風満帆なキャリアを重ねていたが、2006年帝王賞2着後に右前浅屈腱炎を発症。その後は度重なる屈腱炎で2年4か月の休養を余儀なくされたが、幹細胞移植手術で復帰。故障から復帰し出走した2008年武蔵野Sでは2番人気に推されるも9着に敗れたが、次走にはジャパンカップダートを選択。C.ルメール騎手が騎乗したカネヒキリは4番人気。中団追走から直線で馬群を割って伸びると、外から伸びたメイショウトウコンの追撃をアタマ差抑え復活の優勝を遂げた。その後も故障と共に競走成績を送るが、以前とは違う左前脚に屈腱炎を発症し引退した。

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