師走の中山開催を飾る名物マラソン重賞「第59回スポニチ賞ステイヤーズS」はホーエリートが待望の重賞初制覇に向け、美浦Wコースでシャープな動きを見せた。 悲願の重賞初Vへ。4歳牝馬ホーエリートが力強い最終リハを披露した。Wコースでラファールドール(4歳2勝クラス)の1馬身前で先導し、外ラチ沿いに進路を取ったゴール前で軽く仕掛けると、しっかりギアを上げた。6F86秒6?1F11秒6。力強く伸び、余力十分の2馬身先着。動きを見守った田島師は「先週ある程度負荷をかけたので、しまい重点。動きに関しては問題ないですね」と穏やかに切り出した。 年初1月の迎春S(中山)を勝ってオープン入りすると、王道の重賞路線を歩んだ。中山牝馬S2…