21年ダービー馬シャフリヤール(牡7歳、父ディープインパクト)が、来年も種牡馬を続けることが23日、分かった。今春に種牡馬入りしたものの受胎率の低さから引退の見通しとなっていたが、状況が一変した。 ノーザンファーム代表で社台スタリオンステーションの代表取締役を務める吉田勝己氏が明らかにしたもので、「春は受胎率が良くなくて乗馬にしようという話もあったのです。でも半年くらい間をあけて10頭ほど付けたところ、ほぼ全部が受胎した。こういう例はなかなかないと思いますよ」と説明した。 同馬は昨年の有馬記念2着を最後に現役を退き種牡馬入りしたものの、体調面の問題から一度は引退の方向で検討されていた。そ…