「エリザベス女王杯・G1」(16日、京都) グランプリホースが意地の一撃だ。1番人気に支持されたレガレイラが、淀の舞台で力の違いを見せつける快勝劇でG1・3勝目。5着に敗れた昨年のリベンジを果たし、女王の座に返り咲いた。2着に4番人気のパラディレーヌ、3着に9番人気のライラックが入った。また、JRA・G1実施機会4連勝が懸かっていたルメール騎乗のステレンボッシュは10着に終わった。 苦手なコースとは言わせない。秋の西日を背に、レガレイラが堂々たる勝ちっぷり。開設100周年を迎えた京都競馬場でグランプリホースが意地を見せた。 練習の成果もあって五分のスタートを切ると、中団で折り合い、人馬…