超大物牝馬が当日取消で大混乱も…完璧な逃げ勝利のダイワスカーレット…エリザベス女王杯過去の名レース

  •  今年のエリザベス女王杯・G1(11月16日、京都競馬場・芝2200メートル)は、どんなドラマが生まれるのか。過去の名勝負・07年のダイワスカーレット(父アグネスタキオン)勝利を振り返る。  前日発売で1番人気のダービー馬ウオッカが右寛ハ行で早朝に出走を取り消す混乱ムードのなか、ダイワスカーレットの強さだけが際立った。スタートを出てハナに立つと、鮮やかな独り舞台を演じた。完ぺきに折り合いをつけて、1000メートル通過は1分0秒6の平均ペース。淡々と3ハロン目から12秒台を刻んで、ライバルを自分の世界に引き込んで行った。あとは、必殺のロングスパートを繰り出すだけ。残り800メートル。安藤勝己騎手がGOサインを出すと、豪脚が

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