【園田競馬 楠賞】川崎のホーリーグレイルが快勝 矢野貴之「ひと呼吸、我慢できた」

  •  園田競馬の「第59回楠賞」が行われ、矢野貴之(41)騎乗のホーリーグレイル(牝3=川崎・内田勝)が内から抜け出してV。重賞は2勝目。2着は1番人気ケイズレーヴ、3着はジュゲムーンだった。  内から鮮やかなホーリーグレイルの差し切り。南関東の実力を見せつけた。  スタートは決して良くなかったが、矢野貴の巧みなリードで周囲に馬を置き、折り合いをつけた。前団を見る形で6番手。4角では先に抜け出したケイズレーヴの内を選択して追い出し、直線は激しい追い比べ。残り50メートルで先頭に立ち、首差抜け出した。  矢野貴は「ひと呼吸、我慢できたことが最後の伸びにつながった。根性があります」。内田勝師は「落ち着いていたし、状態は

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