「菊花賞・G1」(26日、京都) 22年以来、3年ぶりに皐月賞馬とダービー馬不在で行われる牡馬クラシック最終戦。V争いが混とんとするなか、トライアルの神戸新聞杯を圧倒的パフォーマンスで制したエリキングが主役へ名乗りを上げた。Vデータも唯一完全にクリア。デビュー3連勝を決めた逸材が、3冠ラストで王座に君臨する。 トライアルレースを完勝の内容で制したエリキングが主役の座を担う。 新馬-野路菊S-京都2歳Sを3連勝。危なげのないレースぶりで、早い段階から一級品の素質を見せつけてきたが、その後に右第1指骨の剥離骨折が発覚した。約5カ月の休養を余儀なくされ、復帰戦はクラシック初戦の皐月賞。後方から…