「秋華賞・G1」(19日、京都) 2番人気の桜花賞馬エンブロイダリーが早めに2番手に押し上げ、ゴール前で逃げた5番人気のエリカエクスプレスをかわして2冠を達成。騎乗したルメールは昨年のチェルヴィニアに続き連覇を決めた。エリカエクスプレスが踏ん張って2着、後方待機から追い込んだ6番人気のパラディレーヌが3着に食い込んだ。1番人気に支持されたオークス馬カムニャックは、直線で早々と失速して16着に大敗した。 これが桜花賞馬の底力だ。エンブロイダリーがオークス9着からぶっつけのローテでラスト1冠を奪取した。樫のリベンジを果たし、牝馬2冠に導いたルメールは「うれしいですね。オークスは距離が長くて残…