武豊騎手と武幸四郎調教師の兄弟タッグは、逃げで要注意だ。通算成績は【27-34-24-118】の勝率13%、複勝率42%。これでも優秀な部類だが、逃げた時に限ると【9-11-4-7】の勝率29%、複勝率77%に達するのだ。 そこで菊花賞のマイユニバース(牡3)に注目したい。勝ち上がりに6戦を要したものの、ここに来てグングンと力を付けている。約3カ月半ぶりの実戦となった前走の九十九里特別は横山典弘騎手とのコンビだったが、大逃げから上がりをまとめて7馬身差の圧勝。一気に菊花賞の穴候補に浮上した。迎える今回、武豊騎手はテン乗りとなるが、当然ながら逃げも選択肢にあるだろう。その手綱捌きに大きな注目が集まりそうだ。 武兄弟のタッグは…