「サウジアラビアRC・G3」(11日、東京) 勝ち馬からのちのJRA・G1馬を4頭輩出している“出世レース”。今年は2番人気のエコロアルバが豪快な大外一気を決めて、無傷の2連勝&重賞初制覇。2着にガリレアが入り、モズアスコット産駒がワンツーフィニッシュを決めた。 上がり3Fはメンバー最速の33秒2。引き揚げてきた坂井が開口一番、「脚、速かったです」と舌を巻くほどの切れ味だった。道中最後方の位置取りには「進んで行かなくて、不安になった」と本音を吐露したが、直線に向いて手前を変えるとエンジン点火。「“もう勝つな”という感じの雰囲気でした。東京のマイルをこなせましたし、千六も全く問題なかった。…