5日の凱旋門賞を制し、引退種牡馬入りのプランが浮上するなど去就が注目されたダリズ(牡3=仏グラファール、父シーザスターズ)は現役続行が決まった。 9日、馬主のアガ・カーンスタッドがXで発表。年内は出走せず、来年に備える。 英レーシングポスト紙によるとレース後の状態をチェックした上でオーナーサイドとグラファール師が協議。5月2日の遅生まれで血統的にも伸びしろがあり、このタイミングでの引退種牡馬入りは尚早との結論に至り、主戦バルザローナとも話し合って方向性が定まった。 フランスの競馬専門チャンネル、エキディアは「非常にいいニュース」と報道。仏パリチュルフ紙は「連覇が懸かる凱旋門賞が視野に入るが種牡…