「アイルランドT・G2」(12日、東京) 今度こそ重賞制覇を成し遂げる。ラヴァンダは8日、栗東坂路で4F53秒2-38秒4-12秒0と、しまい重視の加速ラップをマーク。中村師は「やればいくらでも出るのでね。順調ですよ」とセーブ気味ながらも軽快に走る姿に満足そうだった。 重賞は2度のG1を含む7回の挑戦で、2着1回、3着2回とあと一歩及ばなかった。師は「いつ勝っても驚かない。重賞を獲れる力はある」と手応え。実際に阪神牝馬Sでは前半3F35秒5の緩い流れを、メンバー最速の上がり3F32秒7でタイム差なしの3着まで迫る強い競馬を披露。同じく3勝クラスの身で挑んだ2走前の府中牝馬Sは外枠の分だけ距…