コースの真ん中をパワフルに駆け抜けた。セキトバイーストは開門から20分後のCWコースへ。序盤は折り合いを確かめながら徐々にスピードを上げていく。直線でギアが上がると雄大なフォームに切り替わり、グンと加速。ラスト2Fは11秒6→11秒3と数字が示す通りの躍動感でフィニッシュした。動きを見守った四位師は「元気いっぱいでいい動きだった。秋初戦をいい状態で迎えられる」と順調ぶりをアピールした。 昨年は春秋のトライアルで権利を獲りG1の舞台にも立ったが、古馬になって本格化。今年は5戦3勝と勝ち星を積み重ね、前走の府中牝馬Sで重賞初制覇を飾った。「しぶとく伸びているし、いい内容だった。若い頃はむきになって走っていたが…