フランケル産駒のカネラフィーナ(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)が、秋華賞(3歳牝・GI・芝2000m)でGI初制覇を狙う。 カネラフィーナは父Frankel、母ジョイカネラ、母の父Fortifyの血統。父は現役時代にG1・10勝を含む14戦14勝。21世紀最強の呼び声が高い歴史的名馬だ。種牡馬としても極めて優秀で、世界各国でGI馬を送り出している。一方の母系も素晴らしく、母はアルゼンチンのG1を2勝した名牝。近親にも同地の活躍馬がズラリと並ぶ。 ここまで5戦3勝。24年夏のデビューから2戦連続で2着だったが、3戦目で待望の初勝利を挙げた。その後は休養へ。年が明けて3月のミモザ賞、そして古馬初対戦となった6月の洞爺湖特別を連勝し、秋華賞の惑星候…