宮本厩舎は2頭出しで秋の京都開幕重賞に挑む。16年の京都大賞典覇者キタサンブラックとの父子制覇が懸かるヴェルテンベルクは近5戦で3勝。22年京都2歳Sで3着に食い込んだ素質馬がようやく本格化を迎えた。秋初戦のチャレンジC(9着)を叩いて気配は良化。今週は新コンビの松若を背に坂路で4F53秒8?1F12秒5を馬なりで刻んだ。宮本師は「元々、使いつつ良くなるタイプだから、前進が期待できると思うし重賞でも」と自信を持って送り出す。同産駒クロワデュノールは同日夜、パリロンシャンで日本の悲願に挑む。国内外で“キタサン祭り”となるかもしれない。 もう1頭のボルドグフーシュは22年の菊花賞、有馬記念で2着と実績が光る。「このメンバ…