「京都大賞典・G2」(10月5日、京都) 宝塚記念9着からの巻き返しに燃える一昨年の菊花賞馬ドゥレッツァは1日、美浦Wで躍動した。ぐずついた天気のなかで追われたドゥレッツァの最終リハ。しまい重点のソフトな内容でも、やはりG1馬の迫力は違った。数字以上に体を大きく見せ、重低音を響かせながら美浦Wを力走。秋の始動戦を使うにあたっては十分な内容だった。 単走で追われて6F84秒8-38秒1-11秒7。見守った尾関師は「気合が入って、折り合いもついて、馬場が悪いなかでも動いてくれて。先週よりも上向いてきた」と安どの表情を浮かべる。帰厩直前にアクシデントがあり、立ち上げの段階では重め残りだったが、先…