日本のホースマンが勝利を渇望する仏G1「第104回凱旋門賞」は5日にゲートインを迎える。日本から参戦するアロヒアリイは国内で重賞未勝利ながらステップレースのギヨームドルナノ賞を制し、出走への扉を開いた。所有する鈴木剛史氏(46)は7年前の本紙インタビューで既に凱旋門賞への熱い思いを口にしていた。大舞台を目前に控え、今回も高木翔平記者が話を聞いた。 ――馬主を始めた時から凱旋門賞への思いを口にされ、ようやくたどり着いた。 「ようやくというより思ったより早く来た感じがします。一度も行けないかもしれないというレース。ただ、早いと言ってもこの先で何回も行けるとは思っていないですね」 ――周りの注目度も高…