「スプリンターズS・G1」(28日、中山) 秋のG1シーズンの開幕を告げる電撃戦。今年も各路線からスピード自慢が集まった。データ班が猛プッシュするのがトウシンマカオだ。重賞5勝と実績は十分。始動戦のセントウルSは3着にやぶれたものの、叩いて型通りに状態は上向いている。今度こそ、念願のG1初制覇達成なるか-。 史上6頭目の同一年春秋スプリントG1制覇へ視界は良好だ。サトノレーヴは3月の高松宮記念でG1初制覇。3度目の挑戦で待望のタイトルをつかんだ。その後はチェアマンズSP(香港)、クイーンエリザベス2世ジュビリーS(イギリス)と海外G1で連続2着。その実力を世界に向けてもアピールした。 …