近5年で言えば4回が中京競馬場で行われた阪神ジャンプステークス。今年は“オリジナル”ともいえる阪神競馬場3140mコースで行われる。この舞台はダートコースの内側に設けられている障害コースを使用して計11の障害をクリアしたあとは可動式の障害と急坂が待ち構える平地の芝コースで雌雄を決する。 ◎ジューンベロシティは一昨年の阪神ジャンプS優勝馬。もっとも得意とするのは重賞4勝を記録している東京コースだが、阪神コースも[1-1-0-0]と悪くない。基本的にはスピードタイプのハードラーで、中山競馬場の大障害コース(グランドジャンプ&大障害)を除けば、馬券圏内を外したのは一昨年の東京ハイジャンプ4着と障害レース初戦のみ。今回…